こんにちは。今週は暑さが続いていたと思っていたら、一転して本日は朝から肌寒い日になりました。週末はさらに冷え込むとの予想になっていますので、体調管理をしっかり行っていきましょう。
本日は、お馴染みの現在メキシコリーグのパチューカに所属するプロサッカー選手、本田圭佑氏の話題。彼はアスリートであると同時に、自身で「KSK Angel Fund」というファンドも手掛けており、投資家でもある彼はドローン事業を展開する「ALI(㈱Aerial Lab Industries)」の株式を取得したと発表がありました。
株式会社Aerial Lab Industriesとは?
ALI社は、東京都港区にある最先端の技術エンジニアとトップコンサルタントが率いる、次世代テクノロジーを研究開発している会社で、ドローンの他にも、ホバーバイクやブロックチェーンに関する技術研究・開発、それら関連するコンサルを手掛けています。
本田氏がALIに出資した思惑
本田氏はこれまでも自身のファンドから、中高生向けのプログラミング教育に取り組んでいる「ライフイズテック」に出資したり、以前にこのブログでも紹介した、クラウドファンディングの「Makuake」に出資しています。
今回はドローンの技術に着目したということで、本田氏は以下のようにコメントしています。
「ALIの株式を取得したのは、同社がとても素晴らしいチームであること、そして、ALIが描く事業展開に共感し、僕が持つドローンを通じてこんな世界になったらいいのになぁ、というビジョンと一致したからです。
ドローンを通じて、解決したい問題は大きくは3つです。
1つ目は我々がプロクラブを経営するカンボジアやウガンダなど発展途上国では舗装されていない道路も多いため、ドローンによって物流問題を解決すること。
2つ目は、ドローンを基地局として、発展途上国にインターネット環境を提供し、正しい情報の提供を通じて、教育水準の向上を図ること。
3つ目は監視カメラを搭載したドローンにより、より安全な社会を築くこと。
用途は様々ですが、ドローンを取り巻く技術は年々、飛躍的に向上してるので、今後のさらなる発展を楽しみにしています」
今やあらゆる業界で注目を浴びるドローン技術ですが用途は様々。今回の出資は上記のような本田氏の持つビジョンが、ALI社の掲げるサービスのビジョンに一致したのは勿論、それを世界規模で本気で変えようとしている気概を、ALI社の代表の方から感じたのが大きかったようです。
まとめ
本田氏のビジョンでは、ドローンを通じて教育や安全な社会を築くとありますが、彼自身多数のサッカーチームを運営しており、途上国などの子どもの教育現状などをよく把握している所からきているのでしょう。そもそも投資家になろうという思いの根底もそこにあるのだと思います。