こんにちは。例年よりも早く開花した桜ですが、京都の方では散り始めから散り半ばの所も多く、もう数日といったところでしょうか。
本日から新しい期がはじまる企業様も多いと思います。新しく社会人になられる人、新しい環境に移る人にとっては、急に生活環境が変わることになりますので、色々とストレスも溜まると思いますが、徐々にリズムを作っていきましょう。
本日は工業用の間接資材通販最大手のモノタロウが、無人店舗をオープンさせたという話題。モノタロウはウチもたまにお世話になります。
出典:モノタロウ
4月2日、モノタロウAIストアがオープン
出店は国立大学法人佐賀大学の本庄キャンパス内。事業者ユーザー向けの無人店舗ということです。切削工具や研磨剤等の工具から、軍手、作業服、テープ等の作業用品、素材、材料等の研究用品まで、約2,000アイテムを用意しているとのこと。
出典:モノタロウ
どのようなシステムの無人店舗なのか?
店舗の利用方法に関しては、予めスマートフォンの専用アプリである「モノタロウ店舗」というアプリを使って入店。後はスマホのカメラで商品のバーコードを読み取るだけで購入が可能。
ちなみにこのシステムの開発は、AI・IoT・ビッグデータプラットフォームのマーケットリーダーである株式会社オプティムとの共同によるものです。
買い物の流れ
出典:モノタロウ
まとめ
無人店舗の場所が佐賀県ということで、実際に見に行くことができない距離にあるのは残念ですが、これはかなり便利そうですね。レジも無ければ現金もいらない。全てスマホ1つで完結できるのは良いです。
無人化しようと思うと必要となるのがキャッシュレス化。現金はもう時代遅れな感じがします。中国などではモバイル電子決済市場は約610兆円という規模になっており、あらゆる小売・サービス業でスマホ決済ができるのは当たり前。
日本はなぜか現金主義が根強い国ですが、今の時代に合っていないと言わざる得ません。現金主義であるが故に、よく現金しか使えないスーパーなどで自動釣銭機などが普及していますが、そもそもそんな高性能なレジを開発する必要などないはずで無駄でしかありません。
レシートも無駄なシステムですね。レジには取引情報がデジタル情報としてあるのに紙ベースのアナログ形式で渡され、それを会計ソフトなどに入れるという、現金の場合そのような全く無駄としか言えない作業が発生します。
レシートをスマホで取り込んだりデジタル化するシステムは色々ありますが、そもそもキャッシュレスが進んでいればその技術を開発する必要もないわけで、所謂ガラパゴスな技術と言えます。
ちょっと話がズレましたが、まだ国内ではこのような無人店舗はほとんど無いと思いますが、コンビニ5社と経済産業省では2025年までに全商品に電子タグを付けるというような発表もしていますので、コンビニをはじめこれから無人店舗の形態は増えてくるのは間違いないでしょう。