2025年1月15日、株式会社大林組は、自社が策定したBIMモデリングルール「Smart BIM Standard（SBS）」の設備設計分野（設備SBS）を一般公開しました。これにより、電気、給排水、空調などの設備設計におけるデジタルデータの標準化が推進されることが期待されます。
業界標準化と生産性向上を目指す取り組みが加速
大林組は2023年にSBSサイトを開設し、建築分野のモデリングルールや部材データを公開することで、建設業界のBIM活用促進に取り組んできました。
今回公開された設備SBSでは、設備設計者や工事関係者が利用可能なテンプレートやマニュアルも提供されています。この取り組みは、BIMの一貫利用を通じて情報の効率的な共有を実現し、業界全体での生産性向上を目指しています。
設備SBSの公開でエネルギー効率化とカーボンニュートラルを推進
さらに、設備設計分野でのBIM活用により、エネルギー効率の最適化やカーボンニュートラルへの貢献、建物管理の効率化が見込まれています。
大林組は引き続きBIM標準化を推進し、計画から維持管理に至る建設プロセス全体のデジタル化を加速させる方針です。
BIM標準化による協働拡大と持続可能な建設社会の実現へ
BIMによる効率化と環境負荷低減を目指すこの公開は、業界を越えた協働の拡大と持続可能な建設社会の実現に貢献するものとして注目されています。
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大林組コーポレート・コミュニケーション室広報課
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