概要
ブルーイノベーション株式会社(以下 ブルーイノベーション)は、7月3日(月)11:00より、東京海上日動火災保険株式会社(以下、東京海上日動)が提供する、事業者・個人ともに加入でき、国内販売されるすべてのメーカーのドローンを対象としたドローン保険「SORAPASS会員のためのドローン保険」(以下本保険)の取り扱いを開始というリリースニュースをお届けします。
SORAPASS会員のためのドローン保険
本保険はブルーイノベーションが提供するドローンパイロット向けプラットフォーム「SORAPASS」※1 の会員向けであり、東京海上日動のドローン保険※2 Web加入システムを通じてお申込みいただけます。
本保険の特長
選べる3つのプラン
・『SORAPASS会員のためのドローン保険』は、機体補償について3つのプランをご用意しています。
・ 機体 1台ずつの加入となります。
「SORAPASS会員のためのドローン保険」には、機体の補償プランのほか賠償責任の補償プランもございます。詳細は「ドローンパイロット支援サービス 特設ページ(https://www.blue-i.co.jp/pilot-support/#support)」をご覧ください。
本保険取り扱いの背景
2022年12月5日の改正航空法施行にともなう「無人航空機の有人地帯での目視外飛行(レベル4)」の解禁を受け、市街地での目視外飛行などドローンの活用範囲は広がりを見せており、同年6月に義務化されたドローンなどの無人航空機の登録機体数も既に30万機を超えています※4。
ドローンの市場は今後も大きく拡大することが見込まれており、これまで以上に様々な分野での利活用の進展が期待されていますが、活用機会が増加することに伴い、事故に対する懸念も増大しており、適切な補償確保へのニーズが高まっています。
ブルーイノベーションはこれまで、産業界に対するドローン事業コンサルティングやドローンパイロット養成、飛行日誌サービスをはじめとするプラットフォームサービス等を開発・提供しておりますが、昨今の事故リスクへの備えに対する企業やドローンパイロットからの要望の高まりを受け、本保険の取り扱いを開始するものです※5。
お申込み方法
2023年7月3日(月)11:00以降、以下URLから東京海上日動「SORAPASS会員のためのドローン保険」Web加入システムに遷移し、ご加入いただけます。
なお、「SORAPASS会員のためのドローン保険」はドローンを所有するSORAPASS会員が加入対象となります。本保険にお申込みの際は、SORAPASSへの会員登録(無料)が必要です。
【ドローンパイロット支援サービス 特設ページ】
https://www.blue-i.co.jp/pilot-support/#support
【用語説明】
※1)ドローンパイロット向けプラットフォーム「SORAPASS」
2018年のサービス開始以来、累計会員数 56,000名(2022年12月時点)を超える、ブルーイノベーションが運営するドローンパイロット支援プラットフォームです(会員登録:無料)。飛行エリア検索から保険加入、フライトログ管理など、ドローン運用に必要な機能が集約されており、安心安全なドローン運用をサポートします。
その他、ドローンレンタルサービス、アマチュア無線取得サポート、気象情報サービスなど
※2)東京海上日動のドローン保険
ドローンを保険の対象とする動産総合保険をいいます。
※3)日本国内で販売されているすべてのメーカーが対象
重量、用途、機種などにより対象外となるドローンがあります。
※4)無人航空機の登録機体数
2022年6月20日以降100g以上の無人航空機の登録が義務化され、2022年10月末までに31万機以上の無人航空機が登録されています。
引用:国土交通省 航空局 令和4年11月 「航空を巡る足下の動きについて」
https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001571740.pdf
※5)ブルーイノベーションの「ドローンパイロット支援サービス」
ブルーイノベーションでは本保険以外にも、飛行日誌作成・情報管理ツール「BLUE SKY」や、賠償補償とドローン飛行支援地図サービスがセットになった「SORAPASS care」など、ドローン運用を効率的に管理するツールや万が一に備えた各種保険を通してドローンパイロットの皆様をサポートしています。
【ドローンパイロット支援サービス 特設ページ】
https://www.blue-i.co.jp/pilot-support/
資料引用:ブルーイノベーション
おわりに
2022年12月5日に施行された改正航空法により、「無人航空機の有人地帯での目視外飛行(レベル4)」が解禁され、市街地での目視外飛行などドローンの活用範囲が広がっています。
しかしながら、ドローンの活用機会が増加する一方で、事故に対する懸念も高まっています。ドローン落下は人々や財産に損害を与える可能性があり、適切な補償確保が求められています。
そのため、企業やドローンパイロットからは事故リスクへの備えとして、ドローン保険の需要が高まっています。
ただし、現在の日本国内でのドローン保険の周知度はまだ限定的な状況です。
ドローン保険は一般的にまだ新しい概念であり、多くの企業や個人がその存在を知らない可能性があります。一部の専門的なドローン利用者や事業者は、リスク管理の一環として保険に加入している可能性がありますが、全体としてはまだ広く認知されているとは言い難いでしょう。
したがって、ドローン保険の周知度を高めるためには、関連する情報の積極的な発信や啓蒙活動が必要です。保険会社や関連団体は、ドローンの利用者や業界関係者に対して、保険の重要性やメリットについて積極的に情報提供する必要があります。
また、ドローンの登録やパイロット養成の際に、保険加入の促進や必要性の認識を高める仕組みを整備することも有効でしょう。
ドローンの市場が今後も拡大していく中で、保険の存在とその重要性を広く浸透させることは、安全なドローン利用のために欠かせない要素となります。業界関係各所が連携し、ドローン保険の周知度向上に取り組むことが求められています。
参考・関連情報・お問い合わせなど
□ブルーイノベーション株式会社
本リリースに関するお問い合わせ先
お問い合わせフォーム:https://www.blue-i.co.jp/contact/project/
メールでのお問い合わせ:press@blue-i.co.jp
お電話でのお問い合わせ:03-6801-8781
ニュースリリース:https://www.blue-i.co.jp/news/release/20230626_4.html