概要
株式会社エルライン(以下、エルライン)は、ユアサ商事株式会社(以下、ユアサ商事)と、connectome.design株式会社(以下、connectome.design)の3社でAIによる画像認識を用いた仮設資材の数量カウントシステムを開発というリリースニュースをお送りいたします。
AIによる画像認識を用いた仮設資材等の数量カウントシステム
本システムはエルラインが開発を進めているITプラットフォームに搭載され、2024~2025年度のリリースを予定しております。
今後、エルラインは建設業界の専門工事会社領域におけるDXを目指し上記プラットフォームを含むプロダクトの企画・開発・運用を、ユアサ商事株式会社はそのプロダクトのビジネスコーディネートを、connectome.design株式会社はプラットフォームデータを用いた様々なAIモデルの開発を3社協力のもと進めていく予定です。
【目的】
AIの画像認識を用いて、レンタル会社や建設現場における資材・機材・機械の数量確認をスマートフォンで可能にすることでタイムリーなデータ管理と大幅な省力化・労働時間の短縮を実現すること。
【従来の課題】
• 仮設資材の返却時に数名の作業員が手作業で分類・カウントしており、数日の時間を要している。
• カウント作業が遅延することでレンタル品の貸し出しの回転率が下がり、売上の機会損失につながっている。
【想定作業イメージ】
【株式会社エルラインについて】
「現場主義×新機軸で現場革命を牽引する」を経営理念とし、2020年よりM&Aによる既存ビジネスモデルの多様化、及びITプラットフォーム開発・運用体制の強化のためベトナムにおける開発拠点構築を行い、建設業界の専門工事会社群のDX浸透を目標として業界のニュースタンダードを推進します。
エルラインの考えるニュースタンダードとは、資材調達から現場施工まで一貫して管理運営が可能なアプリを中心として専門工事会社全体をDX化することです。エルラインはDXに取り残されがちな建設業界を下支えする専門工事会社全体を牽引します。
【ユアサ商事株式会社について】
ユアサ商事株式会社|YUASA TRADING CO., LTD.
所在地 :東京都千代田区神田美土代町7番地
代表者 :代表取締役社長 田村 博之
設立 :1919年6月25日
事業内容:産業機器、工業機械、住設・管材・空調、建築・エクステリア、 建設機械、エネルギー、その他分野に関する製品販売やサービス提供
【connectome.design株式会社について 】
connectome.designは、「テクノロジーの力を使って、より多くの人々のWell-beingを実現する」をビジョンに、ディープラーニングをはじめとした人工知能関連技術を用いて様々な社会課題を解決し、社会全体のWell-beingの向上を目指すベンチャー企業です。
引用資料:エルライン
おわりに
まとめてみると、このシステムで建設現場における資材・機材・機械の数量確認がよりスマートになり、手作業での分類・カウントによる時間と労力の浪費が削減されることが期待できます。これにより、現場作業の効率が向上し、作業員はより生産的な作業に時間を費やすことができます。
さらに、リアルタイムで資材の在庫管理ができるため、現場作業員は必要な資材が不足することなく、適切なタイミングで必要な資材を調達することができます。これにより、現場での生産性が向上するだけでなく、コスト削減にもつながることが期待されます。
また、このシステムが普及すれば、レンタル会社や建設現場が抱える数日もかかる資材・機材・機械の数え上げ作業を劇的に短縮することができ、その結果、プロジェクトの遅延や貸し出し回転率の低下を回避することができます。このことは、建設業界全体の生産性向上から、工期の短縮へ繋がるでしょう。
画像認識にAI技術を活用しているため、今後の発展が期待されるでしょう。
例えば、システムを利用することで、不足している資材や、よく利用されている資材をAIが自動で把握し、最適な資材管理を行うことが可能になるなど、今後の進化が期待されます。
エルライン社のHPはとてもクールです。ライターの個人的な好みでした。
やや個人的なクローズの添え文で終わります。
参考・関連情報・お問い合わせなど
□株式会社エルライン
https://lline-group.co.jp/
リリースニュース:
https://lline-group.co.jp/information/1012/
□ユアサ商事株式会社
https://www.yuasa.co.jp/
□connectome.design株式会社
https://www.connectome.design/