概要
地理空間情報のアプリプラットフォームの「mapry」を提供している株式会社マプリィ(以下、マプリィ)が、「mapry PC版」をリリースした。
これまでに提供していた「mapry iOS版」の点群解析と補完しながら、今回のPC版の点群解析を利用することで、森林関係に特化した機能が追加費用なく活用できるようになる(要申込み)。
林業事業体、自治体、土木事業者などの業務で無料活用
マプリィの提供する「mapry」は、測量や林業、防災、農業、建設に関わる人を対象としたサービスで、膨大な測量データなどを誰にでも簡単に活用できるようにしたアプリプラットフォームだ。三次元情報などのあらゆる空間情報を手軽に取得でき、シームレスに解析・活用することができる。
空間情報の取得には、LiDARセンサーを搭載したiPhoneやiPadを活用することで、測量から解析、共有まで手元の端末のみで手軽に利用できるアプリシステムとなっている。航空、衛生、ドローン、施業図などを取り込み、手元で解析・表示が可能だ。
そしてこの度、「mapry」を使って取得したドローン等による空中や、地上のリモートセンシングデータをパソコン上での処理を可能にした「mapry PC版」をリリースした。
これまで点群解析の処理をPCで行おうとすると、多機能なフリーソフトを活用するか、高額なソフトウェアを導入する必要があったが、マプリィが提供を開始した「mapry PC版」では、森林関係に特化した機能にすることで、無料で「点群の結合」「SfM処理、オルソ画像の作成」「地表面フィルタ」「点群のメッシュ化」等の処理が可能となる。
mapry(税込16,500円)自体を利用していれば無料で使用できるのは、日頃から点群データ等を扱う企業には非常にメリットがあると言える。
参考・関連情報・お問い合わせなど
□株式会社マプリィ:https://mapry.jp/
参考記事:https://mapry.jp/updata/638/
利用申し込み先
supportmapry.co.jp
この件に関するお問い合わせ
infomapry.co.jp