こんにちは。年が明けてからもう半月経ちました。早いです。1月が終わると2月もまた過ぎるのが早いですし、あっと言う間ですね1年は。日々を大切にいきたいですね。
さて本日は赤外線カメラ製品の紹介をしたいと思います。とはいえ我々が業務で使用するようなプロ仕様のものではなく、スマートフォンやタブレットで簡単に赤外線カメラが使えるようになるタイプの製品です。
FLIR ONEのニューモデルFLIR ONE PRO登場
現在スマートフォンで赤外線カメラを使う場合、赤外線カメラ機能の付いたものにするか、外部取り付け型の赤外線機能を追加できる製品を買うかの2択です。
出典:FLIR
今回ご紹介するのも外部取り付け型のタイプになります。
FLIR ONE PROの特徴
出典:FLIR
1.画像のディテールと写像性
前モデルより2倍に改善されたサーマル解像度と、VividIR画像処理技術で、より細かい所まで見分けることが可能。
2.FLIR MSX
カラーカメラから輪郭の情報を取得し、赤外線画像の上に重ね合わせます。これにより単一の赤外線画像の時よりも、よりディテールまで鮮明な画像が得られます。
3.Jobsite Tough
職場などでの酷使にも絶えられるタフネス仕様。1.8mの高さから落としても大丈夫な作りになっています。
4.測定範囲の拡張
前モデルよりも測定範囲が拡張。-20℃~120℃までの温度測定可。温度差0.1℃単位で検知可能。
簡易な調査や個人使用に最適
簡易的な用途とはいえ、仕事上でちょっとした水漏れを調査したり、電気パネルを検査するような仕事には十分に使える程の機能を有していると言えます。
出典:FLIR
個人的な使用に関しても、家の中で暖かい空気や冷たい空気のある場所を特定することで、エネルギー消費を抑えた効率的なエアコンの運転に利用できそうです。
出典:FLIR
後は、水漏れ箇所や結露などの湿気っぽい所を特定することでカビの発生に対策ができたり、引っ越しなどで部屋を内見する時に持っていると、断熱材の熱放射状況を確認したり、上記のような水漏れや湿気の疑わしい部分を予めチェックすることができそうです。
まとめ
さすがにプロ仕様の物とは比べるまでもないですが、今回のFLIR ONE PROは前モデルよりも赤外線カメラの解像度が4倍となっていますし、何よりスマホやタブレットに差し込むだけの手軽さは最大の武器ですね。
お値段は税込み51,732円。これを高いと見るか安いと見るか…目には見えない熱を可視化できるというのは意外に便利です。個人でDIY等に活用するのは十分有りだと思います。