ゴンドラを使った外壁の改修工事
本日は某マンションの外壁改修作業の前段階でもある「ゴンドラの設置」作業の様子をご案内。ゴンドラ工法は無足場工法とも言われ、屋上からゴンドラを吊り下げて作業をおこないます。その為に足場の仮設を必要とせずゴンドラを使った作業は仮設足場を組んで作業する工法と比べ、メリットが多々あります。
ゴンドラ工法のメリットとは?
まず一般的な仮設足場を使う場合、足場を設置するのは必然的に地上1階からになります。1階に設置するということは、入口があるのはほぼ1階になるので人の出入りに影響があったり、建物内に駐車場があった場合に出入りが妨げられる可能性があるというのもあります。
お店などがあった場合にも人の出入りに影響しそうですね。これらの点に関しては、ゴンドラ工法の場合は全く影響がないという点が1点。
後、あくまで現場のケースバイケースですが、ゴンドラの場合は組み立て設置・解体が早くおこなえますので、工期の短縮とコストの削減にもなります。特に足場の仮設費用は規模が大きくなればなるほど膨らみますし、仮設するのに日数を要します。それだけでコスト面の差に繋がってきますね。
じゃあ外壁改修は全部ゴンドラでいいんじゃない?
ということにはならないので、色々な工法がある訳でございます。足場に関しては一旦組むと自由に動き回って作業ができます。
一方のゴンドラは一定範囲しか移動できない上に、その範囲内での上下移動しかできません。この制約は作業内容によってはかなり効率の悪いことになってしまいます。
足場を組んで作業を効率よく終わらせるのが良いか?多少作業効率は落ちても、足場を組んだり解体する時間をなくした方が良いのか?
ここは費用面やこの建物には足場を組みたくないなどの事情、特に足場の場合は上記にも書いた店舗や駐車場の出入口などがあったり、もしかすると居住者から嫌という意見が出てくることも考えられますので、この辺りは色々な事情を踏まえ比較検討していきたいところですね。
おまけ1 前方注意!
本日現場に向かう途中の高速道路がこんなことになっておりました。
コンクリート材でしょうか、積荷の固定が甘かったのか道路上に散乱しています。直後に後ろを走っていた車両は大丈夫だったのでしょうか。巻き込まれていないのを祈るのみです。
高速道路になるとこういった積荷の落下があった場合に、回避が困難なばかりか、後続が巻き込まれてしまう可能性が高いのも怖い所です。
今年も残り約1.5か月。事故のないように気を引き締めていきましょう!
おまけ2 スギテック広告出てます!
先日の記事でもお知らせしておりましたが、京都サンガの試合でスギテックの社名広告(ベンチ広告)が出ております。これは試合中のカットですが、中央右側に「スギテック」の名前が出てますね。結構目立っています!
京都サンガの試合を観戦する機会がある方は是非是非ベンチの方もチェックして見てくださいね。