【スギテック東京】現場での止水工事様子

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スギテック東京、止水工事現場

漏水は放置しておくとコンクリートの内部が常に水と空気にさらされることになります。その状態になるとコンクリートの中性化(中性化の原因は空気中にある二酸化炭素によりコンクリートのアルカリ性が中和されること)が促進され、鉄筋などの二次的部分に不具合が生じてきます。

そうなってしまうことで鉄筋の腐食などに繋がります。鉄筋は腐食してくると錆が発生し、体積が倍以上に膨れ上がり周りのコンクリートを圧迫。それがひび割れを発生させる要因になります。

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こちら関東某所での止水工事現場です。ちょうど床と壁の打ち継ぎ部分から水が漏れてきています。これを特殊な止水材を注入することで漏水を止める作業をおこないました。

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ひび割れなどの建物の劣化全般もそうですが、漏水に関しても少しでも早めの対処をおこなった方がより負担が少ない補修ができます。気になる部分がある場合はお気軽にご相談ください。

陥没事故の恐怖

昨日から当ブログの記事ランキングで、過去記事「陥没の犯人は…誰だ!?」の記事が1位になっておりますが、これも昨日の事故の影響でしょうか?

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皆様もご存じかと思いますが、昨日は博多で大きな陥没事故が起きてしまいました。博多駅前の市道2か所が10メートルにわたり陥没し、その後も穴は徐々に広がり続け、現在約30メートル四方の大きさ、深さは約15メートルにも及ぶ穴になっているということです。

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出典:西日本新聞(博多駅前 道路30メートル陥没 周辺ビルに避難勧告)

地下鉄工事の堀削工事の際に地下水が流れ込みそれが原因となり陥没。事故が起こるまでにも堀削工事中に水がしみ出してはいたようですが、想定内の量だったのでポンプで排水をおこないながら作業をしていたようです。

しかし多量の地下水が流れ込み出し、事故に至ったということでかなり大きな規模の陥没事故にも関わらず、怪我人が一人もいなかったことが不幸中の幸いです。

陥没した穴は溜め池のようになっていて、漏水どころかかなり大規模なことになっていますね…福岡市は地下水脈が広がっているようで過去にも数回、規模は違いますが陥没事故があったようです。

現場での判断力と対応力

奇跡的にも怪我人ゼロ。これには現場での迅速な対応があったからこそ、のようです。このままでは陥没の恐れがあると工事を即時に中止し現場判断で交通規制を実施。そして迅速に交通規制。

工事関係者が県警の到着前にいち早く車を使って規制したようです。その規制の約5分後に陥没が起きたということでまさに間一髪。この対応が遅れていたら早朝とはいえ惨事は避けられなかったかもしれません。この素早い対応ができたのも過去に陥没事故を経験しているからなのでしょうか?いずれにしてもそれを実際に迅速に実行できたことで防げたというのは事実です。

起こるか起こらないか分からない事は優先順位を後回しにしてしまい、それで起こってしまうのも事故のひとつの原因。今はまだ大丈夫、このままでもいける、大丈夫という考えは一番危険だと改めて思い知らされるニュースでした。

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