建築物の健康診断、劣化調査。小さな異変は自分でもチェックできます。

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何事も大事なメンテナンス

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このブログの記事でもよく書いておりますが、建築物の調査は人間の健康診断と同じようなものです。

建築物も年数が経てば様々な所に劣化が生じてきます。その劣化は目に見えて分かるものもあれば、一見では分からないものもあります。
自覚症状の有り無し、人間と一緒ですね。当然、建物の場合は人が気付いてあげなければいけません。

見た目に分からない部分というのはさすがに前もって気付くことはできませんが、何らかの兆候は出てくるので定期的にチェックしてみることをおすすめします。

日頃から自己診断できるポイント(一例)

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1.外壁にひび割れがある

建物の外壁にひび割れがあったりするのを見たことがある方もいらっしゃると思いますが、そのひび割れは漏水等に繋がります。0.2mmという極わずかなひび割れ幅でも漏水量が増大する原因となります。

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2.外壁タイルの痛み

タイルにひび割れがある、またタイル自体に欠損がある、そんな場合に放置しておくと劣化・損傷部分から雨水などが侵入し外壁とタイルを繋ぐ下地材が劣化、下地材が劣化してしまうとタイルの浮きが発生し、剥落事故へ繋がる可能性が高くなります。

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3.塗装が劣化している

塗装が傷んでくると見た目に変色していたり、一番わかり易いのは手で触った時に白い粉が付く状態で、これをチョーキング(白亜化)現象と呼びます。塗膜の表面樹脂が劣化しているので、水などから守る力がほとんどない状態になっているので、この段階までくると塗装の塗り替えの目安になります。

上記は一例ですがいずれも見た目、又は触ってみて簡単に確認できますね。ひび割れがあったからといって、じゃあすぐに建物が崩れてしまう、というわけではないですが、長く放っておくほどに劣化が進行していくのは確実ですので気にかけておきましょう。

スギえもん
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タイルや塗装は耐用年数あるけど、日本は春夏秋冬の気温変化や地震台風なんかの気象や自然環境の影響も比較的多いから…まあ目安ね

スギまる
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その通り。環境に左右されるから、日本全国でどこでも同じ耐用年数まで持つという保証はない。実際の建築物上で耐用年数をデータ化するのは難しい問題でもあるから、あくまで試験環境下での結果ということで目安として考える必要がある。

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それを踏まえてある程度の年数がきたら、できる範囲で何か異変はないかの確認を定期的にして、異変があったら早めに信頼できるところに相談です。 いつでも待ってますよボク。待ってますよ。

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