[aside type=”normal”]記事のポイント
・株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は2019年3月に提供を開始した「ドローンプラットフォームdocomosky」の名称を「docomoskyCloud」に変更した。「docomosky」をドコモのドローンビジネス全体を示すブランドとして、様々な産業におけるドローン活用を推進していく。
・今回提供が開始される「docomoskyセルラードローンパートナープログラム」は、上空でモバイルネットワークを利用するドローン(以下、セルラードローン)の新たな利用シーンの開拓を目的としており、セルラードローンを活用した商品やサービスの提供を目指している幅広いパートナーとの連携を強化するプログラムとなっている。
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ニーズに応じて最適なドローンやサービスを一元導入できるパッケージサービスの提供を開始
ドコモが、2019年3月から提供開始している「ドローンプラットフォームdocomo sky」の名称を、2021年11月18日より「docomo sky Cloud」に変更。「docomo sky」をドコモのドローンビジネス全体を示すブランドとして、様々な産業におけるドローン活用を推進していく。
今回提供が開始される「docomo skyセルラードローンパートナープログラム」とは、上空でモバイルネットワークを利用するセルラードローンの新たな利用シーンの開拓が目的となっており、セルラードローンを活用した商品やサービスの提供を目指している幅広いパートナーとの連携を強化するプログラムとなっている。
出典:NTT docomo
ドコモは、ドローン機体メーカーを中心に、本プログラムへの参加企業や団体向けに、これまで培ってきたセルラードローンに関するネットワーク技術の提供や、各パートナーの提供する商品やサービスに関するユーザーへの提案機会の創出を支援し、加盟パートナー企業との連携・協創を強化することで、先進的なドローン関連サービスを開発する。
プログラムの参加企業・団体
出典:NTT docomo
具体的には、プログラムへの参加パートナーの商材とドコモの通信サービス等を組み合わせることで、産業や用途に応じたドローン機体やサービスをパッケージ化しユーザーに提供する。
また、2021年11月18日より提供が開始されたパッケージサービスの第一弾は以下となる。
・医薬品配送に特化した「docomo sky医薬品配送パッケージ」
・災害対策に効果的な「docomo sky広域災害対策パッケージ」
これら目視外飛行で使えるパッケージサービスを活用することで、自然災害発生時に緊急性の高い医薬品などの輸送や、早急な災害状況の把握ができないという社会課題の解決が可能となる。
また、セルラードローン向けのパッケージサービスに加え、GPSが取得しづらい環境でも障害物回避機能により安全に自律飛行が可能な「Skydio, Inc.」社のドローンを利用した、新たな2つのパッケージサービスの「かんたんデータ取得パッケージby Skydio」と「どこでも巡回パッケージby Skydio」も同日に提供が開始された。サービスの内容は以下だ。
・かんたんデータ取得パッケージby Skydio
Skydio社製の自律飛行技術を活かした近接撮影や、飛行支援ソフトウェアの「Skydio 3D Scan」を用いた撮影に特化したサービス。橋梁や鉄塔の点検等、ユーザー側で撮影対象が明確な場合に適している。対象物全体を網羅した撮影を1日で実施し、撮影データを提供する。
出典:NTT docomo
・どこでも巡回パッケージby Skydio
屋内外の設備や建設現場などにおける巡回業務でドローン活用を検討しているユーザー向けに、ドローン活用の有効性を検証してもらうことを目的としており、計画から飛行、報告書までをトータルで提供する。
出典:NTT docomo
ドコモは、空の産業革命に向けて多様なパートナーとの連携を強化し、ドローンを活用したさらなる社会課題の解決やより豊かな社会の実現をめざし、新たなサービス創出に向けた取組みを加速していくとしている。
□株式会社NTTドコモ
ドローンビジネス「docomo sky」の新たな展開
リリース記事:https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2021/11/18_01.html
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