ドローン検定協会システムと国交省航空局ドローン情報基盤システムが連携

sugitec

こんにちは。国交省航空局の運営するシステムに「DIPS(ドローン情報基盤システム)」があります。これは無人航空機の飛行の許可承認申請などができるシステムの総称です。

そのDIPSとドローン検定協会のシステムを連携し、許認可情報を総合的に管理できるようにしたサービスが提供開始されたとのこと。

ドローン検定協会サイト登録者がDIPSから許可承認を取得管理

この度「ドローン検定協会」が、「国土交通省航空局」が管理するドローン情報基盤システム(以下DIPS)と連携し、ドローン検定協会メンバーサイトの登録者が「DIPS」から許可承認情報を取得できるというサービスが開始されました。


出典:valuepress

DIPSと、情報連携概要

ドローン情報基盤システムのDIPSは、インターネットを利用して航空法に基づくドローンなどの無人航空機の飛行に関する許可承認申請や、各種の報告等を行えるシステムで、国交省航空局が運営管理するシステムとなっています。

これまでは国交省が発行した無人航空機に関する許可承認情報は、上記のDIPSのシステム上でのみ管理がされていました。


出典:valuepress

この許可承認情報をさらに広く活用していくために、航空局が整備したシステム連携APIを活用し、DIPSとドローン検定協会センターを安全な暗号化通信回線で接続し、許認可情報を取得管理します。

このDIPSとの共有された許認可情報を利用し、様々なサービスを提供していくそうです。

連携のメリット

DIPSより取得された許可承認情報は、ドローン検定協会メンバーサイト内でその有効期限と共に一覧で表示確認が可能となっているそうで、容易な管理ができるようになるとのこと。

また、3ヶ月ごとに必要な飛行報告時期や有効期限が近くなった日にメールでお知らせが届くようになっており、更新を忘れないよう、備忘機能としても活用可能。

今後の展開


出典:ドローン検定協会公式サイト

ドローン検定協会では、既に無人航空機の飛行履歴の管理サービスを提供しているそうですが、登録された許可承認情報と飛行履歴情報を紐付けし、国交省へ3ヶ月ごとに行う必要のある飛行報告を容易に行えるようにするサービスの提供も開始するとのこと。

また、自動的にQRコードを発行しそれを読み込むことで、所有している航空局の許可承認一覧や無線従事者免許・無線局免許情報を一覧にし、第三者に提示できるというサービスも今年度中に開始するそうです。

まとめ

ちなみにこのシステムサービスの利用は無料で行えるそうですが、利用するにはまずドローン検定協会の「メンバーサイト」への登録が必要になるとのこと。

色々と便利なサービスで今後もどんどん拡充されていくと思われます。ドローン検定の合格証(JAから始まるライセンスID)をお持ちの方は簡単にメンバー登録ができるようなので、まだの方は登録してみてはいかがでしょうか?

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