こんにちは。相変わらずぐずついた天気。蒸し暑さもあって調子が出ない方も多いと思います。こういう時こそ熱中症に注意が必要なのでしっかり体調管理していきましょう。さて、本日7月9日はアルゼンチンの独立記念日だそう。
1816年のこの日にスペインから独立した日となる。この独立の6年前の5月には、アルゼンチンとして初めの議会が開かれた「革命の日」があり、アルゼンチンではこの2つの記念日が最も重要な祝日とされている。
そうなんですね。アルゼンチン国内はかなりお祝いムードなんでしょうね。
アルゼンチンと言えばアルゼンチンタンゴ。アルゼンチンでなく世界の各所でアルゼンチンタンゴのコンサートなどが開催されているようだ。
センシンロボティクスの「SENSYN FLIGHT CORE」に新機能
さて、本日は以前にご紹介したことのあるドローンによる業務の完全自動化を目指す、センシンロボティクス社の自動化統合プラットフォーム「SENSYN FLIGHT CORE」に3Dルート作成機能が追加されたという話題。
センシンロボティクス社のソリューション
同社のソリューションの特長は、特別な知識や技術がないユーザーでもドローンを使った業務の自動化を実現するものになっています。
「SENSYN FLIGHT CORE」は、ドローンがフライトする経路の設定や、そこから取得したデータを一元管理できたりといったドローンを活用して省人化を検討している企業向けのソリューションです。
他にも、定期的な警備や点検を自動化するソリューションとして、ドローンの自動離発着や自動充電、データ送信などを実現する「SENSYN DRONE HUB」というドローンの基地のようなソリューションも提供されています。
追加された3Dルート作成機能とは?
壁面スキャン
倉庫や工場、マンションなどの建物の壁面撮影を簡単な設定で行うことが可能。一面だけでなく、複数面の撮影にも対応しています。
出典:センシンロボティクス
3Dウェイポイント
平面マップ上でのみ設定ができていたウェイポイント(ドローンの通るルートと機体のアクション)機能が3Dマップに対応。立体構造物に対する撮影の際に、同じ箇所で高さを変えて撮影をするようなシチュエーションでのルート設定が容易になります。
壁面スキャンでは対応しきれない様々な構造物に対しての自動撮影が可能になります。
出典:センシンロボティクス
従来は産業用ドローンを活用するにはドローンの操縦・撮影などの専門スキルが必要でした。特に建物など特定箇所を撮影するとなると、その難易度はさらに上がります。
同社の「SENSYN FLIGHT CORE」を活用することで、専門スキルがない方でも簡単にドローンの飛行設定が可能となります。
まとめ
これは画期的です。今やドローンの自動飛行・撮影ができるシステムは多く出てきていますが、大体のものは平面上での指示しかできないものになっていると思います。
要するにX軸とY軸の面の調査しかできないので、主に建物の屋上や屋根などの自動撮影システムとして提供されているものが多いと思います。それが、壁面スキャン機能では撮影したい外壁面を指定するだけで、自動的にルートを作成し自動撮影が可能に。
建物の形が複雑で外壁の高さが端と端で違う場合などは、3Dウェイポイント機能でZ軸方向にあたる高度を設定することで、どのような形の建物外壁にも対応が可能となります。
専門スキルがいらず、どんな建物も人を選ばず簡単に撮影ができ、取得データはクラウドで一元管理。画像データも他の業務アプリケーションに連携ができるなど、センシンロボティクスが目指す「ドローンによる業務の完全自動化」が具体的に示されたソリューションと言えます。
これは使いたい企業が増えるのではないでしょうか?