ジャパンインフラウェイマークがドローンレーザー測量の提供開始

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スギまる
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こんにちは。昨日気象庁が発表した1ヶ月予報では、この先2週間は北・東・西日本ともに気温が低下するとのこと。最低気温20度、最高28度くらいの推移で比較的マシになりそうです。湿度は相変わらずなので熱中症には油断しないように!さて、本日7月5日は農林水産省発足記念日。

スギヤマ
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農水省は初め農商務省として立ち上がり、後に農林省と商工省に分割される。そして農林省が廃止、商工省が引き継ぎ農商省となり、農商省が農林省になる。この農林省が農林水産省の前身だ。1978年に改称された。

スギまる
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なかなか複雑な沿革ですね~ところで農水省ってどんな仕事してるんですか?

スギヤマ
スギヤマ

細かい内容までは私も分からないが、大枠は農業や水産業、林業などの政策立案や、補助金給付管理などだ。結構な忙しさだと思うぞ。日本の農業などを背負っている訳だからな。

スギまる
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なんか以前に霞が関で200時間残業とか話題になってましたもんね…やっぱり各省庁は旧態依然としてるのでしょうか。そんなイメージはありますね…

i-Construction対応のドローンレーザー測量サービスの提供が開始

さて、本日はドローンレーザー測量の話題。株式会社ジャパン・インフラ・ウェイマーク(JIW)が、高性能ドローンレーザーを有する企業が組織するPHOENIX JAPAN User Groupと提携。


出典:ジャパン・インフラ・ウェイマーク

i-Construction対応のドローンレーザー測量サービス「Waymarkレーザー測量/復旧支援サービス」の提供を開始しました。

この業務提携の背景

年々進んでいくインフラ老朽化。その一方でそのインフラを維持保全していく技術者の数は減少傾向にあります。これは業界全体の喫緊の課題。

測量領域においても、その市場は1,000億円規模とされていながらも、測量業として国に登録する企業の数はピークの平成15年から2割減少しているそうです。

そして測量業務の従事者の半数は50歳超という高齢化も進んでおり、測量・設計業務の効率化が大きな課題になっています。

同社ではドローンを活用したインフラ点検・診断サービスを提供しており、測量領域においてもドローン写真測量サービスを展開していましたが、今回PHOENIX JAPAN User Groupと業務提携。全国のコンサル・測量士と協業したワンストップなレーザー測量/復旧支援サービスの提供に至ります。

サービスの概要

このレーザー測量/普及支援サービスですが、建設コンサルタント/測量士等の有資格者によるもので、活用領域としては災害地や森林部・急傾斜地などの地形測量、ICT施工用3次元設計データ、施工現場における出来形測量や起工測量など。


出典:ジャパン・インフラ・ウェイマーク

サービスの主な特長

特長1:従来の手法から工期やコストを低減可能

多角測量(2点間の距離と角度を測る作業を繰り返す手法)と比べこのサービスでは工期やコストを低減することが可能。また、ドローンレーザ測量を活用することで、人の立ち入れない場所や、樹木等に覆われている地表面からでも測量が可能に。


出典:ジャパン・インフラ・ウェイマーク

特長2:空撮から測量、設計まで全国ワンストップかつスピーディに提供可能

全国19社の建設コンサルタント/測量士などと連携し、迅速に対応可能な体制が整っています。そして各工程の業務はワンストップで提供可能とのこと。


出典:ジャパン・インフラ・ウェイマーク

特長3:復旧査定に役立つ、新旧データの比較が可能

同社が取り扱う最大17cm解像度の全国写真測量データを用いた新旧比較による復旧査定用データの生成により、必要箇所のデータを必要な時だけ比較分析ができ、復旧査定に係るコストを大幅削減。


出典:ジャパン・インフラ・ウェイマーク

まとめ

JIWでは課題先進国の日本で培った技術を武器に、世界市場も視野に入れ事業者の負担を軽減し、安心して暮らせる社会環境づくりを目指していくとのこと。

ドローンのレーザー測量も扱う企業が増えてきましたね。レーザー測量の市場は2016年時点で世界で280億円ともされており、2022年に向け年率12%の成長を続けると予測されているそうです。

業界全体の高齢化が進む中、ドローンレーザー測量の規模は益々拡大していくのは間違いないでしょう。

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