こんにちは。毎日のネタになりつつある「今日は何の日か」ですが、本日4月17日は「恐竜の日」だそうです。大正12年のこの日に、米の動物学者ロイ・チャップマン・アンドリュースが北京からゴビ砂漠に向け出発。
そこから約5年間探索し、その中で恐竜の卵の化石を25個発見したそうです。これは世界初のこと。この発見が恐竜研究というものが本格的に始まるきっかけになったそうです。
そう考えると恐竜研究もまだまだ歴史が浅いな。最近になって多くの恐竜の身体は鳥のように羽で覆われていた等の証明もされてきたり、これから研究によってまだまだ新事実が数多く出てくるかもしれない。
テクノロジーが発達するほどに、これまでのイメージを覆す真の姿が明らかになりそうですね。
先日2万8千年眠っていたマンモスの細胞核は生きていた、というビッグニュースもあったので復活もあり得るかもしれない。
まさにリアルなジュラシック・パークですね。
業界の問題解決に。ドローン開発会社と建設特化の派遣会社が手を組む
本日はタイトルの通り、人工知能やドローンの開発を手がける株式会社A.L.I.Technologiesが、建設・土木・建築設備等の施工管理業務における人材派遣などを行う、株式会社テクノプロ・コンストラクションとドローンソリューションサービスの共同展開など包括的業務提携契約を締結されたという話題。
こちらは昨日にニュースリリースが出ておりました。A.L.I.社がソリューションを開発し、それをテクノプロ社側の派遣人材で使っていくというモデルですね。
AI等は学習データが多いほど精度が上がると言われていますが、その精度を上げるために実務は欠かせません。随時現場に派遣しているテクノプロ社と組むことで多くの学習データを得ることができますし、それで精度も上がる、新たなソリューションにも繋げられる、作業員は楽に仕事ができる、と両社にとってメリットは大きいと思います。
業務提携の背景
建設業界では、IoTやAI、ドローンなどの次世代技術の活用やロボット技術の導入など、「i-Construction」をキーワードとした働き方改革が急速に進められています。
今の日本では高度経済成長期後半以降の建築物やインフラなど、その多くは老朽化を一途を辿っており、早急な点検・検査・補修改修・補強などを行えるソリューションが必要な状況です。特にドローン技術に関しては従来のやり方に対し圧倒的に効率化できることもあり、さらなる進化が求められています。
以上のような背景から、建設業に特化し課題に向き合ってきたテクノプロ社と、ドローン業界を牽引していくテクノロジーを持つスタートアップであるA.L.I.社が協業することで、機動力と専門性を担保した包括的ソリューションの開発と提供を行っていくとのこと。
提供サービス
この業務提携で、A.L.I.社の提供するAI技術を活用した完全自立型のドローンによる点検ソリューションプラットフォームである「SMARK(スマーク)」と、テクノプロ社のクラウド測量統合プラットフォームのデータを連携。
多種多様な現場のノウハウを融合することで、高精度で費用対効果の高いソリューションを提供されるそうです。
今後、2社はドローン関連ソリューションを通し、日本だけでなく世界的に課題となっているインフラの老朽化への対応の促進と、新規建設現場における事前調査等の効率化による工期短縮と品質・安全性の確保を目標としています。
まとめ
恥ずかしながら建設業の施工管理に特化した技術者の派遣サービスがあることを初めて知りました。テクノプロ社では国内130の拠点に1,800名を超える技術者・研究者を擁しているとのこと。
現在技術者2,400名以上が施工管理や設計等の技術サービスを提供しているそうで、この中で日常的にAI技術が活用されるとなると、かなりのデータやフィードバックが集まるのではないでしょうか。
やはりいくらAIやドローンの技術があったとしても、それを活用できる土台とノウハウが無ければ技術を活かしきれませんので、かなり合理的な提携と言えます。