こんにちは。ようやく暖かくなると思いきや、ここ数日はまた冬に戻ったかのように寒が戻っています。花粉の飛散も多く体調を崩されている方も多いのではないでしょうか?今しばらく服装には注意して乗り切りましょう。
本日はホワイトデーということで、今朝は男性が手荷物を持って通勤する姿が多く見られました。ホワイトデーが制定されたのは1978年ですが実際にホワイトデーとして開催されたのが1980年だそうです。
お菓子業界が商機にしているだけなど色々意見はあると思いますが、何か気持ちを贈れる日と見れば悪いことではないですね。手段にしましょう。
さて、本日もドローンの話題です。先日ドローン自動化のプラットフォーム「センシンフライトコア」の提供を開始した株式会社センシンロボティクスが、再び新しいサービスの提供を開始したという発表がありました。
出典:センシンロボティクス
完全自動運用型ドローンシステム「SENSYN DRONE HUB」
センシンロボティクスでは、これまで顧客の業務課題解決を目的としたソリューションの提供や実証実験を続けてきています。
この度発表があった製品「SENSYN DRONE HUB(センシンドローンハブ)」では顧客要望を反映し、安全性・耐久性・着陸精度などの観点から実際の業務における活用に向け、性能を格段に向上させた新しいソリューションとなっているそうです。
出典:センシンロボティクス
ドローンの離着陸基地というのがひと目で簡単に分かりますね。
SENSYN DRONE HUBの概要
SENSYN DRONE HUBは、ドローン機体、自動離発着や自動充電に対応する基地、制御ソフトウェア・業務アプリケーションが一体となった業務の自動化を推進するシステム。
下写真は自動充電の様子
出典:センシンロボティクス
事前に設定されたルートの自動飛行や画像・映像の撮影が可能。大規模な工場の警備、監視、設備点検などにおいて、作業員が現場に赴く必要がなくなり、これにより安全かつ効率的な業務遂行が可能となります。
他プラットフォームとの連携
先日こちらのブログでもご紹介した、同社の「SENSYN FLIGHT CORE(センシンフライトコア)」や「SENSYN DC(センシンドローンコミュニケーションサービス)」との機能連携により、定時刻にミッションを繰り返し実行できるスケジューリング機能や、遠隔地からのカメラ操作機能などが追加できるようです。
出典:センシンロボティクス
その他、各種業務特化型のアプリケーションとの連携で詳細な解析を実行できるなど、ドローンを自動運用させるために必要な機能の拡充を図り、高度な情報処理を実現していくとのこと。
利用想定シーン
・ビル、工場、高層施設などの警備監視業務
・津波、雪崩などの災害対策と定点観測
・鉄塔、陸橋、ダムなどの定期点検業務
・山間部、高所、災害危険地域などにおける業務
・ドローン操縦オペレーターの配置が困難なシーンにおける業務
まとめ
弊社のように建築物の点検に使う、というよりは定期的な警備や監視に活用するのが最も用途に合っていそうですね。監視用途であれば、時間のスケジューリングだけしておけば後は自動的に飛び立ってデータを取得し、帰ってきたらクラウドにデータをアップロード。機体も自動的に充電。現地に行くことすらいらないですし便利です。
数年前にドローンが出始めた頃、ドローンのステーションのようなものがあってそこから自動的に飛び立ってまた戻ってきて充電する、というようなイメージサンプルがよく出ていましたが、まさにそれが具現化されたような今回のこのソリューション。
ドローンの業務の中では警備や監視は多いと思うので、今後こういった業務を自動化できるドローンステーションのような製品は増加してくるかもしれませんね。