こんにちは。昨日、京都にオフィスのあるスギテックでは、皆のケータイから避難勧告・指示などの警報音がけたたましく鳴っているような状況。それほど凄まじい雨が降っていました。
今現在でもそれは続いており、鉄道ではJRなどはかなり影響を受けているようです。鴨川・桂川などもかなりの位置まで水位が上昇してきており、このまま降り続けると氾濫の恐れもあります。
京都にお住まいの方は逐一情報をチェックし、出かける際はくれぐれもお気をつけください。
さて、本日はオフィスでのパソコン業務、所謂ホワイトカラーの仕事の中でも定型の業務というものがある企業様も多いと思いますが、そんな定型の業務を任せられるロボットサービスが登場したという話題。
あらゆる設定を丸投げできるオフィスロボ
出典:オフィスロボ
オフィスロボと聞くとロボットの姿を想像してしまう所がありますが、このオフィスロボはRPAというテクノロジーです。RPAとは「Robotic Process Automation」の略で、ホワイトカラー業務を自動化するテクノロジー。昨年から欧米を中心に話題のワードとなっています。
そんなRPAでもあるオフィスロボは、「システムの連携」「データの読み込み」「ルール判断」「書類作成」「集計・加工」「コピー&ペースト」「検索抽出」「入力登録」などなど、Windows環境で実行するあらゆる定型業務を自動化することができます。
出典:オフィスロボ
パソコンでおこなう業務の基本的な部分は抑えていると言っていいでしょう。
特にRPAと相性がいいのは
・ヒューマンエラーが起こりやすい業務
・一定ルールに従って繰り返しおこなわれる業務
・Windowsやクラウド等のアプリケーションを使用する業務
・業務プロセスが標準化された業務
・3人以上のリソースが求められるプロセス実行業務
具体的な提携業務例
受注管理・業績管理業務
・受発注書のデータを管理システムに登録。
・受注管理システムから発注伝票を作成。
・売上管理データから週次報告書を作成。
経理
・経費精算における規定ルールとの突き合わせ。
・入金確認業務
・請求書発行業務
・支払伝票の入力業務
その他バックオフィス業務
・メーリングリスト作成
・金利、株価情報の自動更新
・システム間のデータ移行、連携、交換
等々、まだまだ上げればキリがないですが定型的にやれる業務は、ほぼなんでもオフィスロボットに任せられます。
出典:オフィスロボ
実際の動作はこんな感じです
まとめ
自分で考えて入力するなどのことは流石に無理ですが、その部分は人のやることとして、その他考えずにただひたすらパソコンを使ってできる業務に関してはオフィスロボに任せれば、考えるべきことに使う時間が多く取れます。
これからの時代、AIにできることは任せて、人間はクリエイティブな業務に時間を割くようになる、と言われていますが、まさにそれに近づく感じですね。
そういえばこのRPAって奴は、AIと何が違うの?という疑問が出てくると思いますが、RPAは「ルールをベースに忠実に動くシステム」であり、一方のAIは「判断をベースとして動くシステム」という違いになります。
決められたことを実行するのがRPA。大量のビッグデータを元に自ら考え判断し実行するのがAI。何かこういう書き方をすると不思議と人間味が出てきますね。「RPAは指示されなきゃ動けないやつだ」なんてAIが言いそうです。
私自身はこういうホワイトカラーが淘汰されるような技術は大歓迎です。システムに任せられる単純作業は任せるべきであります。単純作業で時間が潰されたり、時間に追い詰められるのは愚かなことです。