こんにちは。昨日は大阪市の北区など震度6弱、その他関西地域の広範囲で大きな地震がありました。
被災や被害にあわれた皆様へ心よりお見舞い申し上げます。
各地では停電、家屋の倒壊、交通機関の麻痺などその影響は大きく、今後も余震や雨による土砂災害などにも十分に警戒していく必要がありそうです。
更に大きな地震がくる可能性も考慮し、そうなった時にできる事、今のうちにできる事を準備しておきましょう。これまでの大地震のデータは以下のようです。※あくまで参考としてご留意ください。
東日本大震災
3/9 11:45 震度5弱
3/10 6:23 震度4
3/11 14:46 震度7 (本震)
熊本地震
4/14 21:26 震度7
4/14 22:07 震度6弱
4/15 0:03 震度6強
4/16 1:25 震度7 (本震)
大阪地震
6/18 7:58 震度6弱
6/19 0:31 震度4
これを見る限りまだまだ油断せず警戒を。ご安全に。
さて、本日からも通常通り記事を書いていきたいと思います。
ARで現実背景に3D配筋モデルを表示
AR(拡張現実)機能はスマ―トフォンアプリにも対応するものが数多くあることから、VRなどよりも馴染みがあり、実際に使ったことがあるという方も多いと思います。
以前に流行ったポケモンGOなどもAR技術を使ったアプリの代表ですね。今回ご紹介するのは、そのAR機能を使い、鉄筋の配筋図の3Dモデルを現実に重ねて表示・確認ができるというアプリです。
出典:職業大AR配筋アプリ
かざすだけで3D配筋が!
使い方はとてもシンプルで簡単です。スマートフォンかタブレットにAppStoreから「職業大AR配筋図アプリ」をインストールし起動します。(今の所AppStoreからのみ入手可能なようです)起動すると「ARカメラスタート」というボタンがあるので、それをタップするだけでOK
出典:職業大AR配筋アプリ
配筋図のモデルは建物全体か、建物の部分から選択が可能です。また、スワイプやピンチイン・アウトの操作をすることで、配筋図モデルを回転・拡大縮小などの操作をおこなうこともできます。
出典:職業大AR配筋アプリ
目の前の現実に、突如配筋図が出てきて操作できる不思議な感覚はARならではのものです。完全無料で利用できるので、一度どんなものか見てみたい、という方も手軽に利用できます。
まとめ
一つ注意点としましては、こちらに関しては職業能力開発総合大学校のRC造の施工実習のための学習アプリという位置付けですので、自分の持っている図面の配筋図が出てくるというものではありません。
あくまで、実習用として用意されている配筋図を映し出すというものなので「どんな感じに出てくるのか見てみたい」「ARの配筋図を操作してみたい」というお試し用途として使う感じに、大部分の人はなりそうです。あくまで実習用ですので。
ただ、機能的にGPSの位置情報をマーカーとして利用したり、図面の図形の一部をマーカーとして利用したりと、従来のARで必要になるマーカーよりも容易なものになっています。
ですので、このシステムで自由に配筋図を取り込んだりできるようになると便利になってくるのではないでしょうか。このまま実習用だけで終わるのは勿体無いと思いますので、ソリューションアプリとして再登場してくれれば良いですね。