こんにちは。本日は以前に清水建設さんが施工現場の省力化として様々な建設ロボットを開発・活用し、人とコラボしながら工事を進めるという次世代の生産システム「Shimz Smart Site」のご紹介をしました。
そのShimz Smart Siteの中核を成す自律型ロボットが、現在新大阪で施工中の高層ホテルの工事にて活用されるそうです。実際に動いている所を見てみたいものですね。
現場での稼働は今秋の予定
稼働する予定のロボットは3種
資材搬送をおこなう「Robo-Carrier」
出典:清水建設
鉄骨の柱を溶接する「Robo-Welder」
出典:清水建設
天井施工をおこなう多能工ロボ「Robo-Buddy」
出典:清水建設
以上の3台です。と、これに加えてこちらも以前にご紹介した世界初のスライド式クレーン「Exter」も可動します。
スライド可動式クレーン「Exter」
出典:清水建設
ロボット達は準備段階でもある現在、秋の本番に向けて作業動作をプログラム調整されている段階のようですが、Exterのみは既に4月から揚重作業をおこなっているそうです。
他のロボットに関しては、溶接ロボットのWelderは9月中旬~12月、搬送を行うCarrierは9月下旬~翌2月までの稼働予定。
実際の施工時には、全天候型のカバーで建物頂部をすっぽりと覆って施工を行うということで、いくら雨が降ってきても問題なく溶接などの作業ができるのが強いですね。
大きさは幅30m・奥行き40m・高さ40m、という大きさの全天候カバーの架設が始まるそうで、全天候カバーの全容が確認できるのは9月の初旬頃ということです。
まとめ
いよいよ実際の現場に活用されはじめましたので、これで色々と取れるデータも多いと思います。来年から首都圏でおこなわれる大規模工事に水平展開していくようなので、どんどんと精度・効率ともに上がっていくでしょうね。
さて、先日お伝えしておりましたが、再度お知らせいたします。
弊社の方、明日よりこの週末にかけて社員旅行となります。期間中にいただきましたお問い合わせなどのご返信は、週明けの18日月曜日の対応となりますのでご了承くださいませ。