ひび割れ検出Webサービスβを使ってみた

sugitec

こんにちは。夏場のように暑くなったかと思うと、一転して先週末、特に土曜日は肌寒いほど一気に気温が下がったりしていますね。そして本日はまた相変わらずの暑さ。熱中症対策に体調管理に気をつけていきましょう。

さて、本日は以前にweb上で無料で使える「コンクリートのひび割れ点検をAIで自動検出できるシステム」というものをご紹介しましたが、現在それが公開され使えるようになっていたので、試してみたので手順等書きたいと思います。

気になる方は使ってみましょう。無料ですので。

メールのみの簡単登録ですぐに使用できる

ひとまず「ひび割れ検出Webサービス」のサイトへ。このシステムですが、まずメールアドレスによる登録が必要になります。


出典:ひび割れ検出Webサービス

手順①:はじめての場合は新規登録が必要なので「新規登録はこちら」をクリック。

②利用開始までの手順が確認できるページになりますので、「GO」ボタンをクリックして次へ。

③利用規約が表示されますので、よく確認して同意できたら次へ進みましょう。

④ここでメールアドレスを入力します。ログインのパスワードの方もここで設定をおこないますので、留意事項に記載されているパスワードの注意点を守りパスワードを決めてください。

メールアドレスとパスワードを入力したら「仮登録」ボタンをクリック。これで入力したメールアドレス宛に「確認用コード」の数字が届きます。※確認用コードは初回ログインの際に必要になります。

後は、ひび割れ検出webサービスページからログインします。

ログインすると上記のような画面となります。
①「選択」からひび割れを検出したい写真をパソコンから選択します。そして写真選択後、その検出したい写真の対象にチェックを入れます。
②「ひび割れ抽出」ボタンをクリックすると自動的に抽出作業が始まります。
③結果が出たら、その画像は「ダウンロード」ボタンよりダウンロードが可能となります。

こんな感じになります

「ひび割れ抽出」ボタンを押すと、【抽出中】となりひび割れ抽出が開始。大体10~20秒くらいで抽出作業が完了するイメージです。(この辺りは写真により差がでるかもしれません)

結果がでました。少し画像が見にくいかも知れませんが、AIが抽出したひび割れ部分に赤い線が出ていますね。

ちなみに「ひび割れ抽出」ボタンの右隣にある「閾値」という項目ですが、これは検出の細かさを表しています。閾値を小さくするほど、少しの変化に反応するので、細かいひび割れを検出する場合は閾値を小さくするのが良いでしょう。

あらかじめ25に設定されていますが、それだとあまり抽出しなかったので今回は閾値8で試してみました。

まとめ

このAIひび割れ抽出サービスですが、今はβ版ということで今年の年度末まで利用が可能となっています。簡単にチェックができるようになっているので、ご興味のある方は一度使ってみてはいかがでしょうか?

ディープラーニングなので、抽出する対象の写真が集まれば集まるほど、その精度は高まります。

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