こんにちは。本日はちょっとおもしろいニュースを発見したので、そちらをご紹介したいと思います。題名の通り「VRを使った転職イベント」ということで、企業としてもVRでアピールするというのは意外と使えるのではないでしょうか。
ちなみにこのイベントでアピールされるのは「和歌山県への転職」です。そして開催場所は何故か東京恵比寿のモンスーンカフェ恵比寿店という異色さを放っています。
イベント名は「OFF TOKYO 和歌山キャリアフェア」
イベントの主催は、公益財団法人わかやま産業振興財団 和歌山県プロフェッショナル人材戦略拠点。運営はシビレ株式会社。そして株式会社NTTドコモが協力会社として参加するそうです。
運営のシビレ株式会社は、OFF TOKYOというキーワードで東京にこだわらない働き方を支援している企業で、様々なイベントを運営されています。
出典:シビレ株式会社
このイベントでは和歌山県内の13企業が、東京で経験を積んだプロフェッショナルな人材を求めて出展されており、遠隔地になる和歌山の企業を実際に体感してもらうために、NTTドコモの研究開発するVRライブ配信を使用します。
目玉は何と言ってもVR企業訪問
遠隔地でもリアルな訪問体験をしてもらえるように、180°3Dライブ配信システムを利用し、和歌山県内の企業を訪問した感覚を味わえることができるようになっています。
出典:シビレ株式会社
用意された映像を見るのではなくライブ配信なので、企業のリアルタイムな状況に本当に参加しているような体験ができるのが特長ですね。後、イベントではアメーバブログで人気の「白浜の美人女将 望海・のんちゃん」と企業内でバーチャル対面ができるというコンテンツもあるそうです。
中々実験的で面白そうですね。このイベントの開催は3月10日(土)ということです。
まとめ
都市に居ながらにして地方の魅力、企業の魅力を伝えるにはVRは有効な手法となり得るでしょう。VRは写真や動画を見るだけでは伝わらないものも伝わりますし、地方で転職活動をする場合には移動費用などもかかります。
このようなシステムを活用することで、効率的に活動ができるようになるので、地方活性化に一役買うシステムといえます。こういった手法は今後も増えてくるでしょう。
東京一極集中が問題とされている日本。明治から続く今の中央集権型システムが地方衰退の原因とも言われていますが、今後それを脱却し地方分権や道州制に変わる日がくるのか?
とにかく地方は地方の魅力をもっと掘り下げ、東京の真似事のようなものではない魅力的なコンテンツを保守的にならずに発信していくことが大事かと思います。