こんにちは。いよいよ今週24日(木)に迫った、株式会社ダイフレックスとの共催セミナーのご案内です。
まずはセミナーのお知らせ
↑先日は建通新聞社にも記事として取り上げて頂きました。
このセミナーはダイフレックスのひび割れ補修のベテラン講師が、ひび割れ・補修に関するテクニカルな知識と解説から、ダイフレックスの自動式低圧エポキシ樹脂注入工法の「SKグラウトプラグ工法」までを習得できる内容となっています。
知識の習得以外にもCPD認定セミナーとなっており、CPD単位の取得ができるという大変有用なセミナープログラムです。申し込み期限は明日23日となります。まだ若干枠ございますので、是非この機会にご参加ください。
お申込みはこちらから
https://reserva.be/sugitec/reserve?mode=service_staff&search_evt_no=d7eJwzNrY0MQAAAxMBBA
もしくはお電話からも受付しております。
TEL:075-326-1126
3DCGで現地状況とクレーンの動きを忠実に再現
さて、本日は安藤ハザマと東電設計㈱が開発した、クレーンによる橋梁の撤去や仮設工事をおこなったりする場合に、その現地の状況を3DCGで忠実に再現できるという技術をご紹介。
出典:安藤ハザマ
橋梁撤去作業などの工事をおこなう際、多くの場合は道路の通行止めなどを伴います。当然それは限られた時間的な制約のもとにおこなわれ、トラブルや手戻りは絶対に許されない厳しい作業となります。
その際に重要となるのが、工事前の事前シミュレーション。今まではクレーンの動きなどを2次元平面の図面上で描画をおこない、干渉する部分などはないかのチェックをおこなっていたそうです。さすがに2次元平面のチェックでは完璧とは言えず、細部まで正確に把握することが求められる工事において、実際の作業時には想定外の干渉が発生したりということも多かったようです。
このような問題から、3Dスキャナーを使用し現地の状況を忠実に再現できる技術の開発と、クレーンの動きも忠実に再現できる3Dクレーンオペレーションツールの開発に至りました。
3Dクレーンオペレーションツールの特徴とは
①操作パネル上のトラックボールにより、実際にオペレーターが操作するような感覚で画面上のクレーンを操作することができる。
②クレーンの動きを記録しそれをいつでも再現できる。またその修正も容易。
③クレーンの動きを再現することで周辺の干渉状況のチェックが可能。
出典:安藤ハザマ
以上のような機能により、事前に実際の作業をおこなっているかのような、精度の高いシミュレーションが可能となり、トラブルや手戻りなどの発生を未然に防ぐことが可能となりました。
やはり平面と3Dの見た目の差は歴然ですね。わかりやすさだけでなく、このようなシミュレーション技術と併用することで、現場をより直感的に分かりやすく確認するというのは当たり前の物になっていくでしょう。
特に建築・土木の業界はこのような技術と親和性が非常に高いので、ARやVR技術も当たり前のように取り入れられていくことだと思います。