2025年JAF全日本ラリー選手権 第2戦ツール・ド・九州2025 in 唐津 ロッソモデロ 大東建託 GR ヤリス 兼松✕山下 MCC総合7位で完走!!

sugitec

JAF全日本ラリー選手権 第2戦

引用:TOYOTA GAZOO Racingより

4月12日(土)〜13日(日)にかけて、佐賀県唐津市を拠点に2025年シーズンの全日本ラリー選手権(JRC)第2戦「ツール・ド・九州2025 in 唐津」が開催。
ラトバラ監督の指揮下でTOYOTA GAZOO Racing-WRJ(TGR-WRJ)から参戦した
大竹直生選手/橋本美咲選手(GR YARIS GR4 Rally)が、MORIZO Challenge Cup(MCC)で優勝というリザルトで閉幕。
ロッソモデロ 大東建託 GR ヤリス を走らせる兼松✕山下組は総合7位で完走を達成しています。


■競技会の名称
2025年JAF全日本ラリー選手権第2戦
ツール・ド・九州2025in 唐津

■競技の格式
JAF公認:国内競技 JAF公認番号 2025年-5007号

■競技種目
スペシャルステージラリー

■開催日程
2025年4月11日(金) ~4月13日(日) の3日間

■場所
佐賀県唐津市 周辺
ラリースタート/フィニッシュ:佐賀県唐津市原1116「ボートレースからつ」

■コース概要
スペシャルステージの路面:ターマック
総走行距離:324.87㎞
スペシャルステージの総距離:105.32km
スペシャルステージの数:12本
レグ・セクションの数:2レグ・4セクション

■コースコンディション
土曜日:晴れ/ ドライ
日曜日:曇りのち晴れ/ ドライ・ハーフウェット

■エントリー車両

JN2Class / MORIZO Challange Cup
24 ロッソモデロ 大東建託 GR ヤリス
 トヨタ GR ヤリス 6MT RJ 車両
 Dr   兼松由奈 
 Co.Dr 山下秀

■サービス/ メンテナンス
 TEAM KANEMATSU
 岐阜トヨペット


今大会も例年通り「ボートレースからつ」を中心に開催された唐津ラウンドは、昨年までのコースを刷新し、新たなステージが使用されることとなり、コーナーが連続するくねくねとした佐賀県らしいステージやハイスピードなステージなどバリエーションに富んだコース設定で、SS総距離は100キロを超えるボリュームあるラリーとなりました。

例年通り「唐津神社」でのセレモニアルスタート、観戦ステージやラリーイベントパークのほかに、TGR-WRT代表のラトバラのトークショーも開催され、多くの観客でにぎわいました。

LEG1(1日目)

SAGISOU: 5.15km
AMANOGAWA: 14.45km
SAYOLAKE: 5.56km


天気に恵まれた土曜は完全なドライ路面。
SS1.3 のステージタイムは大きく離されることもなく、午前のステージは3本とも5番手タイム。

AMANOGAWA のロングステージは、ハイスピードなセクションから、ストレートのほぼないコーナーの連続する区間、そしてハイスピードのセクションと、14 キロの中で道のリズムや路面が変わる難しいステージ。
特にコーナーの連続するステージ中間区間をうまく走ることができずペースも上がらなかったため、昼のサービスでマシンセッティング変更を行いました。

午後のステージは、変更したセッティングが合わない部分があり、想定よりもタイムは上がらず、5位で1日目を終えることとなりました。

LEG2(2日目)

SAYOHIME: 12.30km
TENZAN: 0.67km
AMANOGAWA Reverse: 45.53km


夜に降った雨の影響で、路面はウェットコンディション。
LEG2 は、LEG1 のAMANOGAWA の逆走とSAYOHIME の2種類4本のロングステージがあり、SAYOHIME は苔が多く滑りやすいステージ。

AMANOGAWA Reverse はハイスピード区間は路面も乾いていてクリーン、しかしコーナーが連続する区間はスリッパリー、そして滑りやすいハイスピード区間と、非常に難しく、ドライビングミスもありペースを大幅に落としてしまいました。

午後は、ドライ路面も増えコースコンディションは良くなっていく方向で、午前の反省を踏まえドライビングを変えてペースアップ。
しかし午前中のペースダウンが響き、MCC 総合7 位/ 女性クラス1 位でのフィニッシュとなりました。

24 Dr 兼松由奈

ツール・ド・九州 in 唐津、応援ありがとうございました!
ハイスピードのセクションからストレートが全くないくねくねとしたセクション、そしてまたハイスピードなセクションに入るなど、路面やステージのリズムがコロコロと変わる唐津ラリー。
リタイアも多くハードなラリーでした。

難しいながらも LEG1は気持ちよく攻められるところも多く、失敗を減らしたりタイムアップできるところを探ったりと、比較的楽しく走れていました。
LEG2 は雨上がりの路面で、ドライとウェットが混ざっていて、苔、土、落ち葉のある滑りやすいコンディションになり、順位を落としてしまう結果になってしまいました。
佐賀の山の特徴的なくねくねとしたステージもなかなか上手く走ることができず、色々な部分でスキル不足を痛感したりと、三河湾ラリーとまた違った自分の苦手なステージと課題が見えたラリーでした。
そんな中で、コドラ、チームメンバーがより速く走らせるためにセッティングを考えてくれるのが心強く、良くなっていくのが実感できたことは非常に嬉しかったです。
また、今大会も MCC 参戦の目標である、女性クラス Female Challenge Award を獲得することができました!課題だらけですが、次戦に向けて頑張りますので引き続き応援お願いいたします。

24 Co.Dr 山下秀

自身、初の九州ラウンドになります。金曜日のレッキから九州のくねくね道に苦戦させられるスタートとなりました。ストレートが少なく、コーナーが連続で続く道で、ノートリーディングのタイミングも取りづらく、コ・ドライバーにとっても難しいコースでした。
初日は5番手につけて、上位陣に近づけるSSもありました。
しかし、DAY2は夜に降った雨で、路面状況が悪化し、ドライの部分とコケで滑る部分が混在し、さらに難しいラリーとなりました。
路面のパターンやコースのパターンとしては、また新たな経験が積めたので、次戦に活かして行きたいと思います!応援ありがとうございました!

次節、JAF全日本ラリー選手権 第3戦!!

「YUHO Rally 飛鳥 supported by トヨタユナイテッド奈良」
日程:2025年5月16日(金)~5月18日(日)の3日間
場所:奈良県天理市 周辺

YUHO Rally 飛鳥 supported by トヨタユナイテッド奈良
YUHO Rally 飛鳥 supported by トヨタユナイテッド奈良 公式サイトです。

32年ぶりに奈良県での全日本ラリー選手権開催となるのが「ラリー飛鳥」。
HQは、奈良県天理市の市街地にある複合文化施設、道の駅としても登録されている「なら歴史芸術文化村」に設置。そこから約3km離れた「天理教 北大路乗降場」がサービスパークとなります。
SSは近隣のターマック林道を中心に2日間で10SS、総距離約75kmになる見通しです。
全日本ジムカーナやカートでもお馴染みの総合モータースポーツ施設「名阪スポーツランド」では18日に2回のギャラリーステージが用意されています。
1300年以上の歴史を誇る古都奈良で、世界遺産の社寺仏閣、文化財、史跡などを巡りつつ新たに開催されるラリーを楽しむというのも良さそうです

奈良県北中部に位置する天理市は、日本最古の道「山の辺の道」をはじめ数々の文化財や史跡が散在し、訪れる人を古代のロマンへと誘います。市内まで電車を利用する場合は大阪駅からJRで約55分、京都駅からも約55分、クルマの場合は西名阪松原ICから約30分、名古屋からは東名阪〜名阪国道経由で約2時間を要します。

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