2024年JAF全日本ラリー選手権 第3戦久万高原ラリー2024 JN4クラス 大東建託WinmaXクスコDLスイフト 兼松由奈 4位完走!!

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第3戦久万高原ラリー2024

全日本ラリー選手権第3戦久万高原ラリーが2024年4月26日から28日にかけて愛媛県久万高原町を舞台に開催されました。目まぐるしく変わる天候で難しいコンディションとなった本ラリー。
JN4クラスにエントリーする大東建託WinmaXクスコDLスイフト 兼松由奈選手のリザルトをお届けします。

愛媛県の久万高原町の「ハイランドパークみかわ」で開催された本大会は、5年ぶりにギャラリーステージが設定されるなど、有観客開催でにぎわいを見せました。

5年ぶりに使用される林道「大川嶺」ステージは、最大標高1400mかつ、ステージの高低差500mという林道で、下り区間はかなりブレーキを酷使することとなります。
久しぶりに使用される林道は、苔も多くかなりスリッパリーな路面で、リタイア車両も多く難しいコンディションでのラリーとなりました。

LEG1(1日目)

大谷 12.22km:
ハイスピードセクションやショートコーナーの続くセクションなどリズムの変化が難しいロングステージ

大川嶺 13.93km:
山を上って下る、高低差の激しいロングステージ


朝起きたら予報が大外れした雨。それも小雨ではなく本降りのため、準備していたドライタイヤからレインタイヤへ交換し、セレモニアルスタートへ。
ステージが始まる頃には小雨~止みはじめで、かなり滑りやすい路面となっていました。

SS2 大川嶺の頂上では濃い霧が出始め、うっすらと見える情報とペースノートを合わせ走行。
午後には雨も止み、路面も乾き始めましたが、塗れている部分と乾いた部分があるような路面。

SS4 大川嶺では午前の霧がさらに濃くなり、10m 先も見えない状況に。
全く先が見えず、ペースノートの情報だけではペースを上げることができませんでした。
日曜の予報は晴れ、ブレーキへの負荷が高くなることを想定し、フロントのブレーキパッドをより耐熱温度の高いものへ交換。前田選手がリタイアとなり、4位で1日目終了となりました。

LEG2(2日目)

大川嶺リバース 13.73km:
土曜の逆走ステージ。下り勾配がきつく、ブレーキに厳しいステージ

大谷リバース 12.67km:
土曜の逆走ステージ。長いストレートからのブレーキングが多くこちらもブレーキ負荷が高い


予報通り晴れた日曜日は、朝サービスでドライタイヤへ変更。
林道は、乾いたところが多いですが日陰はまだ濡れているような状態で、泥が多く出ていてかなりスリッパリーな路面となっていました。

ブレーキフェードを警戒して変更したフロントブレーキがかなり強く、車両のバランスが崩れリアが不安定に。昼サービスでリアのセッティングを変更し、多少改善はされたものの、リアの不安定さは消えず。

ただ、フロントブレーキのフィーリング自体は良好だったため、リアブレーキも強くすることで、
ペースアップにも繋がると感じられました。2日目もペースは上げられないまま、4位完走となりました。

次戦に向けて

開幕戦からペースが上がらず苦しいラリーが続いていますが、それぞれで発見や成長もあり、大きく前に進める前段階だととらえています。
車両セットを見直すことができたのも今大会の大きな収穫となりました。
次戦の丹後は、昨年車両トラブルがあったものの得意なステージが多いラリーなので、短いインターバルですがテスト走行や練習回数を増やし、準備して挑みます。

今回急遽コドライバーとして組んでくださった蔭山選手は、チャンピオン経験もあるベテランコドライバーです。蔭山選手に乗ってもらうことで得られた経験や、実践的なアドバイスなども活かして、次戦、良いラリーができるよう頑張ります。

写真:西尾タクト、合同会社サンク

2024年JAF全日本ラリー選手権 第4戦
「YUHO RALLY TANGO supported by Nissin Mfg」
https://rallytango.com/
日 程:2024年5月10日(金) ~ 5月12日(日)の3日間
場 所:京都府京丹後市周辺
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