概要
リコーグループのメイクリープス株式会社(以下、メイクリープス)が提供するクラウド型請求管理サービス「MakeLeaps(メイクリープス)」と、建設業界向け原価管理システム開発・コンサルティングを行う株式会社建設ドットウェブ(以下、建設ドットウェブ)が提供する原価管理システム「どっと原価シリーズ」はサービス連携を2023年8月より開始というリリースニュースをお届けします。
経理業務のDX化を促進
今回のサービス連携を利用することにより、「どっと原価シリーズ」より出力した請求書データをワンクリックで、「MakeLeaps」に連携します。
連携したデータは書類情報として登録されるため、書類作成後の郵送・電子送付や入金業務が「MakeLeaps」で一元管理できます。
2023年10月に導入される適格請求書等保存方式(通称、インボイス制度)や改正電子帳簿保存法等により、バックオフィス業務のDX化(電子化)は急務となりました。
本連携の提供により、経理・総務担当者の負荷軽減に貢献いたします。
「どっと原価シリーズ 販売連携」利用イメージ
■どっと原価連携:特徴
・特徴1:どっと原価シリーズの帳票をそのまま利用できる
「どっと原価シリーズ」で作成した請求書のPDFを「MakeLeaps」にアップロードするだけで書類の登録作業が完了します。今までの帳票デザインのまま、システム開発費用も抑えて利用を開始できます。
・特徴2:送付業務の効率化ができる
従来「どっと原価シリーズ」で請求書を作成していた利用者の方の郵送業務・入金消し込み業務などの経理業務をさらに便利にすることができ、業務効率の改善に役立ちます。
・特徴3:電子帳簿保存法対応を簡単に実現できる
請求書の送付を「MakeLeaps」で行うことで、送付の履歴を残すことができるため電子帳簿保存法の送付側要件を満たすことができます。
【対象プラン・オプション】
各社の対象プランの月額費用ならびに「MakeLeaps PDF一括送付オプション」費用が必要です。
・連携対象プラン
・MakeLeaps: 法人プラン、エンタープライズプラン
・どっと原価シリーズ:どっと原価3 V1.0以降、どっと原価NEO V4.30.0001以降
・連携オプション費用
・MakeLeaps:PDF一括送付オプション 1,000円/月
【ご利用開始方法】
詳細は営業担当にお問い合わせください。
■年々高まる帳票書類の電子化に対応:販売管理〜請求書の作成、送付、入金管理まで一元管理
電子帳簿保存法の認知拡大や普及に伴い、見積書や請求書など書類の電子化への期待も年々高まっています。
しかし、印刷・原本送付の慣習があるなど、請求関連業務は紙文化が根強く残っているのが現状です。
その理由のひとつとして、帳票・伝票は受取手である取引先の希望により電子化に切り替えることが難しいことなども挙げられます。
そのため、請求関連書類は完全に電子化へ移行することは非常に難しく、経理担当者の業務負荷を押し上げ、押印や印刷などの作業がテレワーク実現の妨げになっていました。
「どっと原価シリーズ」と「MakeLeaps」を連携利用することで、今まで手作業で行っていた、印刷・封入・切手貼付・ポスト投函などの郵送に必要な一連の業務を郵送代行で外部委託することができ、経理担当者の工数の削減や出社の必要性を下げることができます。
「MakeLeaps」は標準機能として郵送代行が搭載されており、1通 158円(1封筒あたり5枚同封まで同料金)で利用できます。
電子送付「セキュア送信」であれば、追加費用は必要なくいつでも無料(※1)で送付でき、作成した見積書や請求書のデータは一元管理できるため書類の管理にも最適です。
※1 MakeLeapsエンタープライズプランでご契約中の方は、郵送代行とセキュア送信の合計発行数が月間301通以上発生した際に別途追加費用が発生いたします。詳細は料金プランページをご覧ください。
■製品紹介
クラウド型請求管理サービス「MakeLeaps」:請求管理をかんたんに。中小企業の請求業務DXを実現
クラウド上で簡単に見積書や請求書をはじめとする書類を作成でき、承認、郵送代行や電子送付、入金管理や売上レポートの表示ができる請求管理サービスです。
2011年製品リリース以降、個人事業主から中堅企業まで幅広い企業様にご利用いただいています。
2018年には株式会社リコーの100%子会社となり、リコーグループ内で製品機能の共同開発ならびに販売を強化することで機能開発・販売促進を進めてまいりました。
原価管理システム「どっと原価シリーズ」
「コストが見える。業務を変える。どっと儲かる。」がキャッチコピーの建設業界導入実績No.1※2の「どっと原価シリーズ」は、工事の情報を一元管理できる原価管理システムです。
使いやすさと柔軟性で業務の合理化と経営の効率化を両立し、ゆとりある企業づくりを支援します。
クラウドタイプの「どっと原価3」はサーバーレスで管理者不要、導入しやすいサブスクリプションモデルにより高い導入効果を実現します。フルオプションにも対応し、人気の高いカスタマイズ事例をテンプレート化した解決テンプレートも選択可能です。
※2 東京商工リサーチ社 2023年3月調べ 建設業向け原価管理パッケージソフトウェア市場において 2015年度~2021年度 7年連続 累積導入企業数 第1位、2021年度 導入企業数 第1位
資料引用:建設ドットウェブ/メイクリープス
おわりに
最近の総務のトレンドとしては、今年の10月に導入される適格請求書等保存方式(通称、インボイス制度)や改正電子帳簿保存法等によるバックオフィス業務のDX化をどうするかではないでしょうか。
特に建設業に至っては、取引企業、協力企業、一人親方等々の間で一本化した“お金の流れ”をどう構築するか、どう同意と賛同を頂くかも重要なポイントでもあります。
参考・関連情報・お問い合わせなど
□メイクリープス株式会社
リリースニュース:
https://www.makeleaps.jp/updates/2023/08/press-release-feature-dotgenka/
□株式会社建設ドットウェブ
リリースニュース:
https://www.kendweb.net/news/294259/