概要
株式会社理経(以下「理経」)、株式会社ACSL(以下「ACSL」)及びVFR株式会社(以下「VFR」)は、2022年5月に、ACSL製国産ドローン「SOTEN (蒼天)」をバーチャル上で再現した訓練用シミュレータ「SOTEN バーチャルトレーナー」の共同開発というリリースニュースをお届けします。
時間や場所を選ばず多様な状況でのドローン操縦訓練を可能に
「SOTENバーチャルトレーナー」については2023年8月末より販売を開始。
また、2023年8月末の販売開始に先駆け、2023年7月25日より先行予約を開始。
開発の経緯
ACSLが提供する小型空撮ドローン「SOTEN(蒼天)」は、2021年12月の販売開始より、
官公庁をはじめ企業や自治体などで活用が進んでいます。
そうした中で、お客様から数多く寄せられた「ドローンを飛ばす場所がなく、練習が十分にできない」という声や、「ドローン操縦時に非常時の操作が不安で練習したい」という要望に応えられるよう、「SOTENバーチャルトレーナー」を開発することと致しました。
また、マニュアルモードでの操縦方法にも対応しています。
「SOTEN バーチャルトレーナー」の特長
「SOTEN バーチャルトレーナー」は時間や場所を選ばず、さまざまな状況でのドローン操縦訓練を実現します。PCとプロポ型コントローラ(※)を使用することで、実際のドローン操縦と同じユーザインターフェースと機体性能を再現し、狭いスペースでも訓練が可能です。
訓練モードは2つ用意されており、「フリーフライトモード」では自由に操縦練習を行える一方、「シナリオモード」では特に対応が必要な緊急時の状況を再現し、それに対処する練習を行うことができます。
火災発生時を想定した現場での操縦訓練が可能
緊急時のUIを忠実に再現し、緊急着陸などさまざまな対応のシミュレーションが可能
さらに今後、機能の拡張や免許対策などのカリキュラム追加についても積極的に検討してまいります。
「SOTEN バーチャルトレーナー」の開発により、ACSLはドローン操縦者の訓練環境を大幅に改善し、より安全で効果的な操縦練習を提供します。本製品により、誰もがドローン操縦のスキルを向上させ、それを安全に実地で活用することが可能になります。
※ プロポ型コントローラ:ドローン操作に一般的に用いられる送信機のこと。実際のSOTEN標準プロポと同じ形状の送信機を使用。
製品情報
名称:SOTEN バーチャルトレーナー
先行予約開始: 2023年7月25日
販売開始: 2023年8月末
価格:オープン価格
製品URL: https://product.acsl.co.jp/product/post-2624/
おわりに
専用ページを拝見する限り、ドローンシミュレーターなのだろうかと思います。
この酷暑の炎天下でドローンの飛行訓練となると、操縦者の体調管理もありますが、ドローンに搭載されているバッテリーの膨張危機も考えなければなりません。
しかし、操作や飛行感覚というのは、一朝一夕で養えるものではありません。
リアルな飛行訓練と比較してしましがちなシミュレーターですが、気候や場所、時間の制約を飛び越えて活用していくことが、スキル向上につながります。
□株式会社ACSL
リリースニュース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000100.000042802.html
ACSLは、産業分野における既存業務の省人化・無人化を実現すべく、 国産の産業用ドローンの開発を行っており、特に、画像処理・AI のエッジコンピューティング技術を搭載した最先端の自律制御技術と、同技術が搭載された産業用ドローンを提供しています。既にインフラ点検や郵便・ 物流、防災などのさまざまな分野で採用されています。