概要
ドローン空路インフラ整備事業を手がける株式会社トルビズオン(以下、トルビズオン)は、トルビズオン社が提供する「S:Road」における全国展開パートナー第2弾として、2023年7月4日に愛知県、富山県、宮崎県の3社が新たに参加することを発表。これにより、各社は自身の地域でドローン空路のリスクアセスメント事業を開始したというリリースニュースをお届けします。
ドローン空路整備システム「S:Road」の新規パートナー発表
第2弾のスカイディベロッパー3社は、愛知、富山、宮崎の各県で空路の構築を進めています。
各地域の「空の道」は、ドローンスクールの訓練場以外にも、各種点検業務、鳥獣被害対策、農林業データ取得、物流配送など、多様な用途での利用が見込まれています。
私たちはスカイディベロッパーの皆様と共に、ドローンの技術発展と社会受容性向上を同時に達成し、住民を積極的に巻き込んだ空路インフラの構築という新たなカルチャーを築いてまいります。
会社名 | 所在地 | 代表者 | 関連URL |
株式会社グリーンサービス | 愛知県 | 榊原 正道 | https://green-service.co.jp/ |
一社 KUドローンマップ機構 | 富山県 | 今田 光一 | https://bit.ly/3rfirHr |
ワールドワイドトレード株式会社 | 宮崎県 | 武田 博史 | https://www.ww-trade.jp/ |
「S:Road」のスカイディベロッパー機能の概要
「S:Road」は、ドローン運行者と地域空路を調整する企業のマッチングプラットフォームです。
特許技術「スカイドメイン®︎」を駆使し、空域情報のデータベース化とその活用推進を実現しています。S:Roadを通じてドローン飛行のリスク管理を行い、地域社会との調和を図りつつ空域の利用を広げることが可能です。ユーザのお客様(ドローン事業者)は、地域合意の獲得や自治体との連携に必要な作業において、地域企業(スカイディベロッパー)のリソースを活用し、コストを大幅に削減することが可能になります。
トルビズオンパートナーである地域のスカイディベロッパーは、空路のリスクアセスメントや地元調整業務をビジネスとして展開することが可能となります。具体的には、リスクアセスメント済みの空路データ(スカイドメイン)の取引をプラットフォーム上で実現します。これによりドローン事業者は、地域合意が完全に取得されたエリアを容易に利用することが可能となります。
(ただし、特定飛行等を行う際は国土交通省からの許認可が別途必要となります。飛行条件についての詳細は国土交通省のウェブサイトなどでご確認ください。)スカイディベロッパー®︎は、株式会社トルビズオンの登録商標です。
トルビズオンの事業全体像
トルビズオンは、ドローン事業者の空路リスクアセスメントをサポートするサービスS:Road(ドローン空路整備プラットフォーム)を提供しています。
このシステムは地域のパートナーの協力を得て、ドローン事業者に対して空路データを提供し、効果的なドローンの運用を支援します。
また、ドローン事業に新規参入したい企業様にコンサルティングサービスを提供するとともに、ドローン操作のスキルや知識を提供するスクールも運営しています。
「S:Road」への参加を希望する企業の皆様へ
私たちは現在、「S:Road」の展開に共に関与してくださる新たなスカイディベロッパーを広く募集しています。ドローン技術を活用した未来の空の道を共に創造し、地域の課題解決や新たなビジネスの創出に貢献しませんか?あなたの企業が持つリソースとアイデアが、地域の新たな価値を生み出し、ドローン空路の新たな可能性を広げることでしょう。
お問い合わせや参加に関する詳細は、私たちまでお気軽にご連絡ください。
皆様の積極的な参加を心よりお待ちしております。
トルビズオン公式ホームページ(お問い合わせフォームあり)
全国の自治体との連携による「ドローン物流ビジネスモデル構築」のコンサルティングも実施しております。
トルビズオンのコンサルティングサービス
資料引用:トルビズオン
おわりに
7月に入り、ドローンスクールの新規開校のお知らせがちらほらと見受けられます。
本日ピックアップしたトルビズオン社の取り組みは、ドローン技術を活用した未来の空の道を開拓し、その地域の課題解決や新たなビジネス(ドローンスクール開校や空輸物流、スマートアグリ利用)の創出を地方から広げていこうというリリースニュースでした。
連携した各地域のドローン運行者と地域空路を調整する企業のマッチングプラットフォーム「S:Road」の活用で、開拓した空の道をデータベース化し、その自動運行の空路を提携利用することで、中山間地の物流貢献、スマートアグリの振興、エネルギー供給施設点検、さらには災害時の被害確認や遭難救助探査という広がりを期待できるでしょう。
連携企業分布をみても、まだまだ西日本での共同圏内の運用が開始されたばかり。
しかし、その取り組みからは、地方だからこそ開拓できる空の道が無限に広がっています。
参考・関連情報・お問い合わせなど
□株式会社トルビズオン
リリースニュース:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000098.000046605.html