概要
株式会社MetaMoJi(以下、MetaMoJi)は、デジタル野帳「eYACHO for Business」のAndroid版を、2023年5月上旬より提供開始のリリースニュースをお届けします。
幅広いOSへの対応により、建設現場のDXを促進
従来のiOS版、Windows版に加えて、Android版を提供することで、広く普及しているAndroid OSの端末で「eYACHO for Business」が利用可能となります。
これまで「eYACHO for Business」が広く使われてきたゼネコン、施主に加えて、サブコン各社など、建設現場に参加する様々な協力会社にもご利用いただけるようになり、現場の生産性向上と働き方改革を促進できます。
「eYACHO for Business」を活用することで、現場で利用する図面等のペーパレス化が実現でき、現場事務所や離れた本社オフィスや研究所で勤務しているスタッフとのリアルタイムなコミュニケーションが可能となります。また、検査報告書や写真台帳等も現場で作成できるため、事務所への持ち帰り作業も削減し、残業時間を低減することができます。
MetaMoJiでは、今後もITを利用して建設現場のDXを実現するソリューションを開発し、提供してまいります。
<「eYACHO for Business」Android版 動作確認環境>
eYACHO for BusinessはAndroid 10以降に対応しており、動作確認ができている機種は以下の通りです。その他の機種も順次動作確認予定です。
動作確認機種:
・Google Pixel 3a / 4a / 5 / 7
・Lenovo Tab M8 / M10 Plus / M10 10.1型 / P11 Pro
・Galaxy A51 5G
・AQUOS sense4
・Xperia 5 II
・Moto G7 Power
・NEC LAVIE Tab E 10FHD2
【eYACHO概要】
MetaMoJiでは、デジタル野帳「eYACHO」を大林組と共同開発し、2015年8月より製品を提供してまいりました。野帳(レベルブック)とは、屋外での利用に適した耐久性の高いメモ帳のことで、建設現場では備忘録や測量結果の記録、簡単な打合せのメモなど様々なシーンで利用されています。
コンパクトで即座にメモがとれる反面、後から必要な箇所を探すのに手間取る、共有すべき内容を改めてパソコンでデータ入力する必要があるなど、管理に手間がかかる点が課題でした。これらを解決するために開発されたのが、デジタル野帳「eYACHO」です。
デジタル野帳「eYACHO」では、大林組の建設業界における知見を活かしたテンプレート、アイテム、タグを組み込むことで、従来の野帳の手軽さはそのままに、デジタルの特性である管理機能を大幅に向上させました。
<eYACHOの主な機能>
- 紙とペンのようにスイスイ書ける「ノート編集機能」
- フリーハンドできれいな図形が描ける「図形描画機能」
- ページに日付が自動的に付加され、あとから容易にアクセスできる「日付管理機能」
- 写真を直接貼って、手書きでメモ可能な「写真機能」
- 出面帳、測量計算にも利用可能な「表計算ユニット」
- ノートに書いたものをそのまま管理でき、二重入力することなく期限管理もできる「ToDo機能」・打合せ等に有効な「音声録音」
- リアルタイム伝搬技術「Share」を採用し、同時書き込み可能な「Shareノート」
- オンラインで図面チェックなどの回覧、承認プロセスを実現する「承認機能」・写真台帳、現場巡視記録、安全衛生日報などの実用的な「テンプレート」
- 黒板、看板、図面指摘、重機等の「アイテム」
- ノンプログラミングで検査帳票等のテンプレートを簡単に作成することができる「フォームデザイン」
- 不慣れなユーザーでも簡単に利用できるようにするための「ツールボックス」
- 作成したノートや報告書を現場毎のチームで共有可能な「チームドライブ」
- フォームやアイテム、ツールボックス等を現場のチームで共有できる「コンテンツ配信」
(Android版では一部搭載されていない機能もあります。)
※「eYACHO」の詳細については、下記のホームページをご覧ください。
https://product.metamoji.com/gemba/eyacho/
<eYACHO for Businessライセンス体系・販売価格>
- ユーザーライセンス:1ライセンスで、iOS版とWindows版、Android版を同時にお使いいただけます。
- 年間利用料:1ライセンス 28,000円/5ユーザーから(税別)
- 初期導入費:300,000円(税別)
※記載されている社名、製品名およびサービス名は登録商標または商標です。
MetaMoJiでは、先進的なIT技術をベースに、法人向け、個人向けアプリケーションを開発・提供しています。キーボードを前提としたこれまでのPCに比べ、タッチスクリーンと、より洗練されたインターフェースを持つタブレット端末では、人間とコンピュータの間の距離をもっと縮めることができると考えています。
https://www.metamoji.com/
資料引用:MetaMoJi
おわりに
着々と裾野を広げるデジタル野帳「eYACHO for Business」。
姉妹アプリはジャストシステム創業家が強みとしていた教育分野での教師サポートアプリへと変貌をとげている。各分野の企業ツールをAPI連携で囲い込む「アンドパッド」陣営、はたまた、新興勢力の「スパーダープラス」陣営と数々の建設DXを促進させる現場アプリが乱立しているのが現状を呈している。
そこへ黒船「ChatGPT」のAPI連携をどう使うかで、さらなる化学反応が起こりうるのだろうか。
今年の下半期に注目が集まりそうだ。
参考・関連情報・お問い合わせなど
□株式会社MetaMoJi
■本件に関する報道関係者様からのお問い合わせ
リリースニュース:https://metamoji.com/jp/news/20230314/
https://www.metamoji.com/jp/contact/media/
広報担当 津田・大橋
電子メール: info.ja@metamoji.com