概要
KDDIスマートドローン株式会社(以下、KDDIスマートドローン)と、測量・土木関連ソフトウェアの開発を行うアイサンテクノロジー株式会社(以下、アイサンテクノロジー)が、モバイル通信で広域を測量できるドローンレーザー測量サービスの共同開発についての基本合意書を締結したと発表した。
通信と測量のノウハウを組み合わせた新たなサービス
2022年12月に予定されている「有人地帯における補助者なし目視外飛行(レベル4飛行)」の解禁により、様々なシーンでドローンの目視外飛行が広まることが期待されている。
両社が共同開発するレベル4飛行が可能なドローンレーザー測量は、広域の土量調査や起伏の激しい山間部の土砂災害状況の確認作業等を、1度のフライトで完了させることによるコスト・時間の削減や、補助者なしによる運用コストの低減も期待されている。
今回のこの提携では、KDDIスマートドローンが提供するドローン遠隔自律飛行のための「スマートドローンツールズ」と、アイサンテクノロジーが提供する測量解析技術を組み合わせることで、ドローン測量サービスをはじめとするドローン測量ビジネスを創出していくとしている。
また、2022年5月25~27日に幕張メッセにて開催の「CSPI-EXPO2022」のアイサンテクノロジーのブースで、目視外飛行でのレーザー測量を実現するDJIのMatrice 300 RTKと、レーザースキャナZenmuse L1が展示されるとのことだ。
参考・関連情報・お問い合わせなど
□KDDIスマートドローン株式会社:https://kddi.smartdrone.co.jp/
参考記事:https://kddi.smartdrone.co.jp/release/article/20220524-1.html
□アイサンテクノロジー株式会社:https://www.aisantec.co.jp/