本日は久しぶりに関東方面での活動の様子をお伝えいたします。
スギテックのウリでもあるSINQAシステムを利用した調査は、関東の方でも連日大活躍しております。
こちらは横浜の某地下鉄内のコンクリート構造物の調査の様子。
地下鉄でのSINQAによる調査
地下鉄内という暗い場所での作業。光源は十分に確保していても図面を確認しながら、劣化箇所を手書きで記入するというにはあまりにも骨が折れる作業になります。
SINQAがあることで図面はタブレット1つでOK。必要最低限の装備で現場作業にあたれることも大きなメリットです。
いかがでしょう?この環境で紙図面を持ち込んで手書きで記入。ちょっと煩わしいですよね。さらにSINQAであれば調査内容がそのまま報告書としてアウトプットできるので大幅な省力化にもなります!
SINQAに関するお問い合わせは随時受付中です。どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。
気になる新商品の情報が
最早現場ではなくてはならない存在のデジタルカメラですが、RICOHさんから新しいデジカメ用製品が登場してきました。RICOHのデジカメと言えば、カメラファンの中ではGR DIGITALが有名です。コンパクトカメラなのに一眼レフ並の高画質と、無骨でお洒落なデザインで多くの著名人も愛機として使用している人気のカメラです。
出典:RICOH GR DIGITAL
そのRICOHさんは我々の業界で使用できるような、堅牢性・耐久性の高い業務用のデジカメも開発されていて、今回出てきたのがそんな業務用のデジカメで使用するアタッチメントになります。
出典:RICOH G800SEとG800SE用ステレオカメラキット、ジオショット
その名も「ジオショット3Dキット」
これは対応しているデジカメを2台取り付けることにより、左右の画像の視差を利用しステレオ画像を生成。それを専用のソフトウェアで見ることで、距離の計測ができるというものです。
現場では計測するために足場が必要な場所や、そもそもメジャーが届かない場所、時には危険な環境で計測をおこなう場合もあります。そんな時にこのカメラキットを使用することで、画像を元に距離や角度、面積などを計測することが可能になります。
出典:RICOH ジオショット3D
そして写真データとして残るものなので、現場の写真さえ撮影しておけばいつでも誰でも計測可能。後から「あそこを測り忘れた!」ということが起こらないのもメリットと言えます。
上記のような現場環境下で計測をおこなう頻度が高い方には、非常に有用な商品ではないでしょうか。
既存のデジタルカメラでもソフトウェア側の解析技術によって、新しい使い方ができるという良い例ですね。