他人事ではない熱中症
梅雨のジメジメした時期が訪れ、7月からは京都では祇園祭が始まります。この祇園祭が終わる頃には、いよいよ本格的な夏が到来!暑さも厳しい時期になりますね。特に京都のような盆地では蒸し風呂のような暑さが続きますので、しっかりと体調管理をしていきたい所です。
こちら某所現場での防水工事です。
本格的な夏ではないにしろ、今でももう日中はかなりの高温。それもそのはず、屋上防水などの工事になると天井がありませんので、直射日光が降り注ぐ過酷な環境です。
こちらは塩ビシート防水。機械的固定工法での作業です。現場で仕事をされている方にとっては、本当に暑さとも戦いながらの作業となります。
そんな中、やはり一番気を付けなければいけないのが熱中症!毎年テレビなどでは熱中症患者が運ばれた、などのニュースが絶えません。 自分は大丈夫!という考えは危険
いくら体力に自信があったり、体が丈夫だと思っていても、それだけで防げるものではないのが熱中症です。
疲れてきたからなってしまう、というものではなく、本人に自覚症状がないまま、「あれ?何か喉が乾いてきたな…」と思った時には、もう熱中症が進行していて手遅れ。という場合もあるようなので、「喉が乾いてきてから」とか「暑くて我慢できなくなってから休憩する」というような対応は避けなければなりません。
休憩・水分補給はこまめに
もうちょっと頑張れば作業が終わるから、このまま休憩なしでやる!というのはありがちですが、そういう時こそ危険なこの時期。
しっかりと休憩をしながらやる、というのも立派なセルフコントロール能力です。
様々な現場がある中、最悪の場合は二次災害に繋がる危険性もありますので、最大限に注意、自己管理を徹底してこの夏を乗り切っていきましょう!