困った時にポンポンと発想してアイデアにできる!
先日のブログでも言っておりましたが、困った時にとりあえず数が一杯出てくるアイデアの出し方をご紹介します。一人で悩んでいてもなかなかアイデアって出てこないですが、この方法を使えば一人でも十分にアイデアを捻り出せます。もちろん、複数人だともっともっと出てきます。
エクスカーションという発想法
既にご存知の方からすれば「何だこの方法か」という所かもしれませんが、ご存じない方はこの方法を覚えておいて損はないです。やり方もすごく簡単です。
例:例えばもうすぐ梅雨ですが、全く新しい傘を作ろう!という場合にどんな傘にするか?
1.まず身近な物を思い浮かべます。(動物や親しい人など)
ここでは動物でニワトリにしてみます。
2.その動物についての連想を、何でもいいので思いつくまま書き出す。
ニワトリだと…
「白い」「赤いトサカが付いている」「鳴き声がうるさい」「朝の目覚めの声」「卵を生む」「ヒヨコの時は可愛い」「成長スピードが早い」「チキンは美味い」「あまり飛べない」「クリスマスの鶏の脚」など
3.書き出せたら「その言葉」+「傘」で考える。
2で出てきた言葉を傘にしてみます。変になるとかこの時点で考えなくてもいいです。
■白い傘、■トサカの付いた傘、■うるさい傘、■目覚めの声がする傘、■卵を生む傘、■ヒヨコの傘、■早い傘、■チキンみたいに美味い傘、■飛べない傘、■クリスマスの傘
4.3で出来た言葉からどんな商品になるか考える。
では【目覚めの声がする傘】でいってみましょう。
●具体的に考えてみる
「寝ていたら起こしてくれる傘?目覚まし機能が付いてる傘?傘に目覚ましアラームはいらないけど、傘って忘れ物で多いし、忘れる前に目覚ましみたいに知らせてくれたら便利じゃないか!?
傘から一定距離を離れたらアラーム鳴るようにしたらどうか?いや、アラームじゃ周りの人がびっくりするし、スマホのバイブとかでしらせてくれたらいいね。ということは傘にブルートゥース埋め込んでスマホと連動させればできるな!」
こんな感じで「離れたらスマホに知らせてくれる、忘れない傘」という商品が出来上がりますね。実際調べてみたらこんな商品は既にありました笑
以前ご紹介した「クラウドファンディング」を利用して資金調達をして無事に商品化されているようです。(この傘は海外のKickstarterと言われるクラウドファンディング)
連想は深く考えないのがポイント
いかがでしょうか?簡単ですよね?あんまり連想する項目が出てこなかったら、その時はその動物にこだわらなくてもいいので、すぐに連想する動物を変えるなり親しい友人にしたり変えましょう。
スピーディーに考えていくのがポイントです。おかしい言葉になっても構わずどんどん出していくのがポイントです。考え過ぎると大体人間というのは固定観念に縛られますので。
一人でもできますが、複数人で一つのアイデアに関して各人で違ったテーマの連想を出して掛け合わせると、よりスピーディーに多くのアイデアが出てくるのでオススメです。
以上がエクスカーションと呼ばれるアイデアの発想方法です。思わぬ所から全く新しい発想に辿り着くこともあるので、なかなか新鮮で面白いです。
何かアイデア考えてくれーと言われた時は、是非とも試してみてください!