こんにちは。ドローンが自律飛行から帰還し自動充電を行う、いわばドローンの発着基地とも言えるドローンポートがありますが、「Take Off Anywhere(以下、ToA)」というプロジェクトから、新たな国産のドローンポートが開発・発表されたとの話題です。
このToAプロジェクトとは、SUNDRED株式会社(以下、SUNDRED)、株式会社ACSL(以下、ACSL)、VFR株式会社(以下、VFR)、株式会社センシンロボティクス(以下、センシンロボティクス)他によって発足された、「人生100年時代に人々を幸せにするドローンづくり」を目的に発足されたものとなります。
ToAプロジェクト参画企業による国産ドローンポートの開発
今回開発された国産ドローンポートは、VFRが主体となり、他ToAプロジェクトに参画している企業とともに開発しているとのこと。
資料:ACSL
国産ドローンポートの特徴としては、ドローンポートに格納されたドローンが自動充電することが可能になったことで、人の手を必要とせずに繰り返しの運行が可能となった他、ドローンポートには開閉機構が備わっていることから、待機中のドローンを雨や風などから保護できるためドローンの長期運用が可能。
また、ドローンポートへの着陸にはマーカーが採用されており、精密な着陸を実現することで安全な自動離発着が可能となっており、ドローンの位置決め機構も開発・採用された事で、ドローンポートに着陸したドローンは確実な自動充電が可能です。
このドローンポートは国内開発・製造であることから、ユーザーの要望に応じてカスタマイズ対応もできるとのことで、このあたりは国産ならではといったところですね。
また、現状では産業用ドローンを飛ばす際には、専門知識・技術を持った人員が複数人で現地へ向かい、分担して業務を行うという、金銭的にも時間的にもコストがかかってしまうことが課題となっています。
そのオペレーションを効率的に運用できるシステム構築を推進しているのがToAプロジェクトの現在の進捗となり、今回の国産ドローンポートもその成果のひとつとなっています。
今後もToAの各社により、ドローンオペレーションの効率化に向けた様々な開発を進行中だとしています。
□株式会社ACSL
「Take Off Anywhere」プロジェクトが国産ドローンポートを発表
リリース記事:https://www.acsl.co.jp/news-release/press-release/2168/
この件に関するお問い合わせ先
VFR株式会社 広報窓口
TEL:090-7453-9395
Mail:haraguchiv-pr.net