NTTドコモがエアロセンスと提携。LTEドローン販売等を支援

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記事のポイント

・エアロセンス株式会社(以下、エアロセンス)が、株式会社NTTドコモ(以下、NTTドコモ)の「LTE上空利用プラン」を活用したドローンの新サービス価値創出を目指す「docomo skyセルラードロン®パートナープログラム」への参加を発表した。

・この提携でLTE通信機能を搭載したエアロセンスのドローン機体の販売や、新サービスの開発にNTTドコモが支援することで、両社の連携を強化していく。

エアロセンスがDOCOMO SKYセルラードローンパートナープログラムに参加

エアロセンスがNTTドコモの上空でのLTE通信利用ができる「docomo skyセルラードローン®パートナープログラム」に参加した。この提携で、LTE通信機能を搭載したエアロセンス機体の販売や、新サービスの開発についてNTTドコモが支援し両社の連携を強化していく。


出典:エアロセンス

このプログラムへの参加は、レベル4飛行(有人地帯における目視外飛行)でのドローンの社会実装を見据えたものとなる。エアロセンスでは国産ドローンとして初となるLTE通信機能を内蔵したドローンを販売しており、このプログラムによってLTE通信機能が必要な用途へのドローン活用がしやすくなることが見込まれているという。

特に医薬品の配送や遠隔監視などの用途に活用したいユーザーへソリューションを提供し、ドローンの新たな付加価値の創出につなげたいという考えだ。

プログラム参加によってエアロセンスのでは以下のような内容を予定している。

産業・用途別にそれぞれのニーズに応じて最適なドローン機体やサービスを一元的に導入できるパッケージ展開

第一弾
・医薬品配送に特化した「docomo sky医薬品配送パッケージ」
・災害対策に効果的な「docomo sky広域災害対策パッケージ」

以上はNTTドコモから提供が開始される。また、エアロセンスでは、それぞれのパッケージに対し、汎用型回転翼ドローンのエアロボAS-MC03-LTE、または垂直離着陸型固定翼ドローンのエアロボウイング AS-VT01 を組み込んだ提案を実施するという。

一方、NTTドコモでのパッケージ提供方法は、トライアル型と自社運用を行うユーザー向けの購入型の2つの方法を用意することで、目的に併せて選択が可能となっている。

エアロセンスで販売中のLTEドローン

垂直離着陸型 固定翼ドローン「エアロボウイング」AS-VT01


出典:エアロセンス

汎用型 回転翼ドローン「エアロボ」AS-MC03-LTE


出典:エアロセンス

[aside type=”boader”] LTE通信搭載ドローンの特長とは
従来のドローン通信では操作端末の通信距離に制限があったが、LTEドローン通信を搭載したドローンは、LTEドローンの通信基地局を中継することから、より広範囲で運用が可能となり、オペレーターはどこにいてもドローンを制御することができるようになる。[/aside]

エアロセンスは今後もLTE通信機能搭載のドローンを広く使える開発や提携を進め、レベル4飛行での運用によるドローンの社会実装を進めていくとしている。


□エアロセンス株式会社
エアロセンス「DOCOMO SKYセルラードローンパートナープログラム」に参加
リリース記事:https://aerosense.co.jp/pressitems2021/1124

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