有線ドローンシステムによる安全で効率的な無人化施工の実現

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記事のポイント

・エアロセンス株式会社(以下、エアロセンス)の提供する有線ドローンシステムである「エアロボオンエア(Aerobo on Air)」が、株式会社アクティオ(以下、アクティオ)等コンソーシアムによる無人化施工現場において、建機オペレーションに必要な映像制作機材として活用された。

・エアロボオンエアは、有線ならではの長時間飛行・安心安全な飛行・確かな映像伝送を特長とし、ライブ放送現場などに活用されてきたが、今回無人化施工現場の中継という新たな活用方法が示された。

有線ドローンシステム「エアロボオンエア」映像で安全で効率的な無人化施工を実現

エアロセンスの有線ドローンシステム「エアロボオンエア」は、アクティオ等コンソーシアムによる無人化施工の現場において、建設機械オペレーションに必要な映像制作機材として活用されたという。

エアロボオンエアは、有線による長時間飛行・安心安全な飛行・確かな映像伝送、という特長を生かし、これまでのライブ放送現場などに活用されてきたが、今回は無人化施工現場の中継という、新たな活躍が可能なことが示された。


出典:エアロセンス

無人化施工現場では、建設機械に直接人が乗ることなく遠隔地から操作する際に、建設機械の動きや現場の周囲環境を確認するのが難しいことが課題となってきている。エアロボオンエアは、独自開発された複合ケーブルによって安定した長時間飛行や柔軟な映像範囲の調整が可能であり、いわば建設機械オペレーターの目となり、建設機械を含む周囲環境の映像を遠隔地にいるオペレーターまで届け、安全で効率的な無人化施工の実現に貢献できたとのことだ。

エアロボオンエア(Aerobo on Air)の特徴


出典:エアロセンス

1.有線給電による長時間飛行
2.有線制御による安心・安全な飛行
3.有線伝送による低遅延・非圧縮の空撮映像を遠隔伝送可能
(俯瞰映像も30倍ズームの詳細な映像も可能)

①従来の課題:無線ドローンでは飛行時間が足りない
 →複合ケーブルで安定した長時間飛行を実現
無人化施工現場では、直接現場を見ることができないために、建設機械同士の距離間やどこに建機を動かうべきかの判断が難しくなる。また安全な施工をするため、建機が動いている間は常に周囲環境の映像を建機オペレーターに届ける必要があります。エアロボオンエアは複合ケーブルから給電を行うため長時間の飛行が可能で、さらに複合ケーブルを通して飛行制御も行うため、無線通信が飛び交う無人化施工現場でも安定した飛行が可能。

②従来課題:固定カメラでは映像の調整が難しい
 →動く現場にあわせて空撮範囲・高度を自由に変更
固定カメラの場合、 高い位置に据え置くことは難しいため、それぞれの建設機械を全て映像に収めるためには複数台の固定カメラを設置する必要がある。しかし、複数の映像では全体の様子を一度に把握することが難しく、どこの映像を見れば良いかも分かりにくいという課題があった。エアロボオンエアは、飛行高度を最大で90mまで上げることができる。建設機械の動きにあわせて飛行高度を調整し、広い範囲も映像に収めることが可能だ。また、カメラは30倍までズームできるため、詳細な映像を撮ることもでき、建設機械オペレーターに奥行のある多彩な映像を届けることができるようになっている。

③従来課題:生映像はドローンの場所で確認
 →ネットワーク通信で本社から同時コミュニケーション
今回のエアロボオンエアでは、現場の映像を通信ネットワーク経由でリアルタイム配信することで、低遅延・非圧縮の空撮映像を遠隔地でも見られるようにしているという。これにより、コロナ禍でも本社の方が現場の方々と同じ映像をみてコミュニケーションを密にとることができ、現場の進捗管理の円滑化に貢献している。


出典:エアロセンス

エアロセンスでは、有線ドローンシステム等の開発・製造・販売を通し、これからも新たな映像体験を提供し続けるだけでなく、無人化施工現場の安全、生産性向上にも貢献していくとしている。


□エアロセンス株式会社
有線ドローンシステムのエアロボオンエア映像で、安全で効率的な無人化施工を実現
リリース記事:https://aerosense.co.jp/pressitems2021/0729

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