テラドローンのINPEX-Terra Drone Intelligent Drone構想とは

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記事のポイント

・テラドローン株式会社(以下、テラドローン)は、国際石油開発帝石株式会社(以下、INPEX)からの出資を受け、DX推進構想である「INPEX-Terra Drone Intelligent Drone」の実現に向けた検討を開始した。

・この「INPEX-Terra Drone Intelligent Drone」は、設備点検の自動化を実現し、開発・生産・操業業務のDX化推進を目指すものとなっている。

国際石油開発帝石がテラドローンへ出資。設備点検などDX化推進

テラドローンはINPEXの出資を受け、「INPEX-Terra Drone Intelligent Drone構想」の実現に向けた検討を開始した。以下は構想のイメージとなる。


出典:テラドローン

ドローン・空飛ぶクルマをはじめとするエアモビリティの自動飛行・運行管理において卓越した技術力を有しているテラドローンは、これまでにインフラ点検、災害対策、警備・警戒、有人・無人機連携を含む運航管理を中心に、各分野多くの領域においての社会課題解決を通じ、グローバル市場で戦う日本発世界No.1を目指しているエアモビリティのスタートアップ企業だ。

一方、今回テラドローンに出資したINPEXは、エネルギー開発・生産・供給をサステナブルな形で実現することを通じ、より豊かな社会づくりへの貢献と、日本をはじめ世界のエネルギー需要に応えていくことで、社会にとってかけがえのないリーディングエネルギーカンパニーとなることを目指している。


出典:INPEX 公式HP

同時に2050年ネットゼロカーボン社会(最終的にCO2排出量をゼロにすること)の実現に向けたエネルギー構造の変革に積極的に取り組み、新分野の事業開拓及びスタートアップとの積極的な連携を通じた技術開発も追求している。尚、両社はこれまでにも石油事業領域における様々な設備点検の取り組みを行ってきている。

この構想では、ドローンなどのエアモビリティを用いた設備点検の自動化などを実現し、開発・生産・操業事務におけるDXを推進しており、その実現にあたり自動飛行・運行管理・AI解析をワンストップで提供するプラットフォームシステムは勿論、安全管理を含む業務オペレーションの抜本的見直しも推進している。

2022年度を目途にこれまでに行ってきた実証フェーズから、INPEX社の社内で利用開始する運用フェーズへのステップアップを目指しているという。両社ではこの構想を通じ、INPEXはもちろん、国内外の石油・ガス業界のDXを推進し持続的な成長を支援するとともに、日本のプレゼンス向上に貢献していく。


□テラドローン株式会社
テラドローン及び国際石油開発帝石間における事業構想INPEX-Terra Drone Intelligent Drone
リリース記事:https://www.terra-drone.net/blog/page-8551/

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