こんにちは。九州北部から近畿の梅雨入りが発表されました。観測史上最も遅い梅雨入りです。何やら台風が発生しており、明日夜から西日本に上陸する恐れがあるそうです。警戒していきましょう。さて、本日26日は「国連憲章調印記念日」。国際連合の設立が決定した日です。
昭和20年のこの日に、50ヶ国以上が国連憲章に調印し設立決定した日だな。ちなみに国連の発足は同年の10月24日。当然その日は「国連の日」になっている。
そういえば明日から始まるG20ってどうなんですかね?世界的な影響力があると思うんですが参加しない国連加盟国的にはどうなんでしょう…
そこは根本的問題だな。G20の決定は多くの国に影響を及ぼす。それは当事者がいない場での決定なので、当然国連の場で議論されるべきことがG20でされるんじゃないかという懸念を持つ国もあるだろう。排他的とも言える枠組みには当然批判も多いな。
国連の方が弱い国も含めてより多くの国の声を聞けるということですね。確かにそっちの方が正当性がありますね。さてさてG20、議長国でもある日本の手腕はいかに?
ドローンによる「鉄塔点検」「広域監視」パッケージ提供開始
さて、以前から何度かご紹介してきたKDDIのドローンサービスですが、本日6月26日より内容の拡充を行い、実証実験とユーザーの点検業務代行から開始するそうです。
また、ドローンサービス「KDDI IoTクラウド ~ドローンパッケージ~」というサービス名称も、6月25日より「KDDIスマートドローン」と名称変更を行ったそうです。こちらの方がシンプルで良いですね。
ドローンサービス内容拡充概要
KDDIスマートドローンは、ドローンを活用し新しいサービスを展開したいユーザーや、ドローンによる業務の効率化を図りたいユーザーにとって、初めてでも安心してドローンを活用したビジネスを始められるパッケージサービス。
出典:KDDI
今回新たに、鉄塔をピンポイントに撮影し点検する「鉄塔点検パッケージ」。鉄道や道路などの広域インフラを遠隔監視する「広域監視パッケージ」を追加。
19年6月26日より実証実験と、ユーザーの点検業務などを代行する役務提供より開始。順次ユーザーが利用できるソリューションとして拡大していくそうです。
追加メニューの内容
1.鉄塔点検パッケージ
点検箇所をドローンでピンポイントに撮影、データ管理、レポート作成を自動で行うソリューション。鉄塔周囲をドローンが自動飛行することで鉄塔の3Dモデルを作成し、あらかじめ指定した点検箇所を、設定した角度・範囲でピンポイントに撮影。自動でデータ管理、点検レポートを作成することが可能。
出典:KDDI
2.広域監視パッケージ
鉄道や道路などの広域インフラを、災害時等にドローンで巡回し、遠隔で現場の状況を確認することにより、迅速な被害状況の把握、復旧可否判断が可能。監視センターでは遠隔でドローンの飛行ルート設定、飛行指示、飛行中のドローン映像確認を一元的に行うことが可能。
出典:KDDI
各種提供料金
・一時金:120万円から
・ランニング
鉄塔点検:72万円/基・日から(1回の役務提供で1日あたり1基のみ点検の場合)
広域監視:100万円/日から(1回の役務提供で1日のみ実施した場合)
まとめ
NTTドコモの「docomo sky Tower Inspection」
ソフトバンクの5×5 Technologies社のテクノロジーを活用した「ドローンによる社会インフラ保全サービス」、
そして今回のKDDIの「KDDI スマートドローン」。
これで大手通信インフラ3社の鉄塔点検が出揃いましたね。各社それぞれ活用しているテクノロジーで細かい差はあると思います。個人的にソフトバンクはかなり先進技術を使っているイメージがありますね。
当然同様のサービスは大手3社に限らず、テラドローン社などのグローバルベンチャーをはじめ多数の企業が先行して提供をしています。
サービスは今後もどんどん増加すると思いますし、過度な価格競争は望ましくないですが価格がこなれてくれれば利用者も増え、提供会社にとっても実証データが取れますしメリットは大きいですね。