こんにちは。熱中症対策がかかせない毎日ですね。まだまだこれから気温が上昇してくる時期になりますが水分補給を忘れずにいきましょう。さて、本日6月19日は「京都府開庁記念日」だそうです。この日に京都府ができたんですね。
慶応4年閏4月29日、新暦で1868年6月19日のこの日に京都府が開庁された。日本初の地方自治体になる。昨年2018年でちょうど150年を迎えたところだな。ちなみにこの記念日は1985年に京都府が制定している。
府ってなんで府って言うんでしょう?県とどう違うんですか?
府は明治政府が、大政奉還後に奉行が支配した土地や開港した港などを府と称したのが始まりだ。県は代官の支配地のことを県と称した。要は支配単位だな。今は京都と大阪だけだが、元々10府あったんだぞ。
え!?10府ですか!それは全く知らなかった…
函館府や越後府、江戸府など、長くなるから書かないが、興味があるなら調べてみるといいと思うぞ。
ドローンとAIによる風力発電機ブレードの点検~補修までのトータルソリューション
さて、本日は風力発電機のブレードをドローンとAIで解析・補修までおこなうトータルソリューションのβ版がリリースされたとのことで、そちらをご紹介。
国内における風力発電設備の導入量は右肩上がりで伸びている一方で、利用率は約2割に留まっており、計画時の設備利用率と比べ実績としての設備利用率が低いという課題があるそうです。
その主な原因として日本の気候特性である雷などによる損傷・故障やそれに伴う停止や補修・メンテナンスに要する時間があげられます。
今後も国内風力発電設備の増加が予想される中、点検可能な期間に【的確に・無駄なく】維持・管理を行い、運転停止期間を最小限に抑える仕組みづくりが急務。
出典:PRTIMES
そのような流れから、同社では補修作業に関わる専門知識を活かしたAI画像解析サービスを開発し、β版としてリリースするとともに、「設備保有事業者」「学術機関」「ドローン関連事業社」「AI関連事業社」など様々なパートナーとのR&Dの運営を開始しています。
サービスの概要と特徴
人手による危険な作業や負荷の高い業務にAIやドローンを活用することで、安全性を高め、業務を効率化するサービスを顧客やパートナー企業と共に構築・提供していくとのこと。
出典:PRTIMES
単一企業のソリューション提供という形態ではなく、様々なパートナー企業/団体との協業型R&Dを推進するスキームを構築することで、解析精度の向上やサービス機能の拡張、風力発電設備以外への展開も目指す。
出典:PRTIMES
現状での高所点検作業は「事故リスク」「点検コスト」「属人化」などの課題がありますが、ArbitoのサービスではドローンやAI、補修作業の専門知識を活用することで、これら課題が全て解決可能になります。
出典:PRTIMES
解析のβ版サービス、テストユーザー受付中
現在β版のサービスが無償提供されており、以下の解析用URLよりユーザー登録後、解析サービスが利用可能。AI解析にご興味のある方は、どんなものなのか試してみるのもいいでしょう。
解析用URL:https://analysis.arbito.co.jp/
出典:PRTIMES
まとめ
R&Dというワードが出てきましたが、これはResearch(研究)と、Development(開発)の頭をとってR&D。これは企業などで科学研究や技術開発を行う業務のことで、大きな企業になると研究・技術開発を専門に行う部署などがありますね。
今回ご紹介したArbitoでは、そういった単一の企業がR&Dでソリューションを提供するという形ではなく、パートナー企業との協業型のR&Dということで、オープンイノベーションに近いものになっています。
現在は風力発電設備が中心となっていますが、今後それ以外の展開も目指されているとのことなので、その広がりに期待したいところです。
記事参考:PRTIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000044548.html