タジマ建設がドローンスクール開設に向けクラウドファンディング開始

sugitec

こんにちは。2月も本日を入れると後1週間しかなくなりました。本当にあっという間ですね。来月に入ると寒さもだいぶ和らいで過ごしやすくなるでしょう。花粉症の方は辛い時期となりそうですが…

本日2月22日は京都を焼け野原にした応仁の乱のきっかけとなった上御霊神社の戦いが勃発した日だそう。この戦いから応仁の乱が起き、その応仁の乱が戦国時代という戦乱の世へ突入したきっかけと言われています。

この戦は幕府と将軍家、管領家の後継者争いが原因で起りました。いつの時代も人は権力や領地などを欲して争いを起こすもんですね。巻き込まれる方はたまったもんじゃないと思います。嘆かわしいもんです。

さて、本日はタジマ建設さんがドローンのパイロット養成スクールを千葉県千葉市に開設する、というニュースがありましたのでご紹介したいと思います。

国交省許認可ドローンパイロット養成スクール


出典:Makuake タジマ建設

すでに建設業界をはじめ農業や漁業でも有効活用されているドローンですが、その分野は今後さらに拡大し多岐に渡ってくるのは明らかです。街中で飛び交う世界もそう遠くない未来だと思います。

今やドローンスクール自体は全国に数多く開設されています。しかしその中でもやはり多いのはフライト技術を習得するスクールで、高度な専門技術までを学べるスクールというのは決して多くないのが現状です。

タジマ建設さんでは「ドローンの操作技術を社会貢献に活かすため」に実践的なカリキュラムを用意し、専門技術までを学べるスクールとして開設するとのこと。

開設にあたりクラウドファンディングを活用

タジマ建設さんの社員平均年齢は23歳。年齢は関係ないですが今回のスクールの開設に先立って、テストマーケティングという形でクラウドファンディングを活用した支援を募集しています。建設業界でクラウドファンディングを活用する事例はなかなか珍しいですね。

以前にこのブログでもご紹介した「Makuake(マクアケ)」で公開されています。


出典:Makuake

スクールの受講コースは3コース。その概要

1.フライト基本技術コース
座学と実技を通じ、国交省への飛行許可申請が必要となる10時間フライトを達成する基本コース。


出典:Makuake

日程としては全4日で座学と実技を交互におこなっていく形です。

2.測量基本技術コース
測量の基礎知識とドローンによる空中写真測量の方法を習得し、空撮と解析方法の基礎を学ぶコース。


出典:Makuake

このコースは測量に関する知識と解析方法を学べるということで、主に土木関係を目指したい方に最適なコースになりそうです。全5日の日程ですが、基本技術コースの受講やその他条件で5日目の測量のみを受講するということもできます。

3.非破壊検査基本技術コース
ドローンで構造物点検をおこなうための点検に必要な初歩の技術と技術向上を目指すコース。


出典:Makuake

このコースは非破壊検査ということで、我々のような建築物の調査の分野になります。こちらも測量コースと同じく全5日の日程で、基本技術コース受講等の条件で5日目のみの受講が可能。

まとめ

ドローンの操作テクニックがあればドローンを使った仕事ができるんだ、と流石にそういう人はいないかもしれませんが、至極当たり前の話で少なくとも土木なら土木、建築なら建築、それぞれ分野ごとの知識を持っていないことには話になりません。

ドローンの操作が上手い人は五万といますし、操作関係のテクノロジーは日々進化し簡素化されているので、ドローンを仕事にしたい人は最低でも自分の目指す分野の素養を持たなければなりません。

この取り組みのようにドローンの養成スクールは操作だけでなく、分野による専門技術も学べるスクールが増えることが望ましいと思います。

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